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東亜天文学会 名古屋支部 2007年04月14日(土) 例会模様

---------------------------------------------------------------------------------------------------- 出席者 吉田孝次 滝 敏美 平澤康男 小島信久 後藤俊樹 水野義兼 池村俊彦   7名 日時  2007年04月14日(土) 14:00〜16:30 場所  名古屋市 中生涯学習センター 3階 第二和室 OAA事務局への例会報告(WORD) 議題 ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 近況報告、研究発表 など 後藤俊樹さん    1979年頃に作成した、分光装置をご紹介します。   これは、「天文の工作百科」(地人書館)に掲載されたものです。   物理の教科書に高分解能のプリズム分光で見るとでフラウンホーファー線が見えます。と書いてあったので、   ぜひ自分で見てみたいと思い、当時名古屋市科学館の山田卓さんにご指導いただいて作成しました。   プリズムはめがね店のウインドウに陳列してあった60゜30゜90゜1辺30mmのものを売ってもらいました。   その頂角60゜の部分を使いました。   完成して初めて自分の目でフラウンホーファー線が見えたときは、大変感激しました。   (池村)カラーでみえて、きれいですね。フラウンホーファー線も見えます。大変丁寧な工作で感心しました。   ということで出席者全員で供覧しました。       ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 滝 敏美さん   近接連星の軌道図を作ってみました。シリウスの主星−伴星の角距離が8"ほどになってきたので、見たいと思いました。   このほか、ヘルクレス座ζ かんむり座ηも20cmクラスの対象として興味深いです。   観測できたら、例会で発表してくださいね。   計算に使ったMS-Excelのワークシートはわたしのホームページに載せてあります。   連星.ppt    ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 池村俊彦   北海道の金田さんからサーベイソフトについて 名古屋支部宛にメールがありました。 サーベイソフトの概要説明は CCDF概要.pdf をご覧ください。   (小島さん) ぜひ一度みてみたい。(池村)なにか状況が進展したら例会で発表してくださいね。   (水野さん) 私にもその情報のメールをください。 (池村)はい、了解しました。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------    海外からの惑星観測報告者の国別分布を調べてみました。   天文、余暇に費やすゆとりがある。平和であることが必要で、私たちは日本に生まれ育ったことは   幸せであると思いました。    ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 吉田孝次さん     IOS-Kissデジタルカメラのラチチュードと輝度測定範囲を調べてみました。   フィルム時代に行った経験を生かし、明るさが変化しない光源としてパソコンの白い画面を使用しました。   結果は、飽和輝度部下がり始めた部分から低輝度部まで直線で、コントラスト値を強くするとこの直線傾斜   部分が直線のままで立ってくる。結果、輝度飽和が広くなり低輝度部は暗くなって消失していることが   わかりました。   (池村)RAWファイルも調査した方がいいかもしれませんね。          ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 小島信久さん  ・NGC3756の新星について。   私が撮影したNGC3756を他の写真と比較していたとき、「写真で見る小宇宙U」の古田俊正さんの画像に   新星と思われるものが写っているのを見つけました。撮影日時がわからず調査中です。   古田さんによると1977〜1978頃の冬に撮影されたと思われるとのことでした。  ・3月17日、4月3日に撮影したものの中に、流星が写っているものがありました。   (出席者全員で見ていたところ、)あっ横に平行した軌跡が右側、左側にありますよ。   なんでしょうね。飛行機だとは信じがたいですが..。わかりません。  ・3月25日にさそり座に新星が出たとの通報で撮影しましたが、星図と比較してもどれだかわかりませんでした。   (出席主全員でしばし眺める)吉田さんが あ これではないか うーーん少し位置が違うようですが、これは   もしかして新星かもしれないですね、   調べてみて何かわかったら次回の例会でまた、結果を発表します。   (水野義兼さん後日提供 田中利彦 (三重県上野市)Nova Sco 2007 ・画像添付 2/7 08:09星の広場のメ-ルに流れたもの。   帰宅後調べてみました。この新星(実は新変光星)の画像ですが 別のところにちゃんと写っていましたよ。)  ・4月10日に撮影したNGC5584 天界の表紙に掲載していただいたが、あの写真は発見通報の前のようで、   まだ最大輝度に達する前で、やや暗いものだったようです。  ・観測所から撮影可能な小宇宙のNGCのうち、8割ほどは撮影したと思う。 一晩に60から100個撮影し撮影中にプリントして、名詞サイズに切ってアルバムに入れて整理している。   新星捜索の本格撮影になったら一晩に100ショットも撮影したらアルバムとの同定確認作業が超大変な   ことになるので、能率を上げる必要がある。   北海道の金田さんからサーベイソフトもちょっと見てみたいので、問い合わせてみることにします。    ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 平澤康男さん   2007年8月28日に皆既月食があるので、岐阜天文台出見たときを想定して予報図を作ってみました。    ----------------------------------------------------------------------------------------------------   次回は5月12日(土)西生涯学習センター 地下鉄浄心駅付近です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  支部長  吉田孝次  メンバー 平沢康男 古田俊正 小島信久 水野義兼 大倉正敏、滝敏美、後藤俊樹 池村俊彦 角田玉青・・・ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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