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東亜天文学会 名古屋支部 2012年10月13日(土) 例会模様

2012/10月例会報告(word) -------------------------------------------------------------------- 出席者6名 伊賀正夫、木村達也、浅井香代、清野千代子、小林美樹、池村俊彦 日時  2012年10月13日(土) 14:00〜16:30 場所  名古屋市 西生涯学習センター第3集会室 議題   1.木星の自転補正処理成功、完成(池村)  初めて自転補正に成功した画像です。  ほとんどの方はレジスタックスを使っていますが、私は全フレームをBMP静止画に変換した後、木星像の重心を調べてコンポジットする  独自の方法でプログラムを作って独自の処理をしています。 重心の位置にあわせてコンポジットするときにフレーム単位で自転による  ずれ量を全ピクセル、中心時刻との秒数差により補正しながらコンポジットする追加処理を作りました。  1フレームづつ全ピクセルを自転補正すると、とんでもなく時間がかかる処理となり、観測報告としてよろしくないので、処理時間を  短縮する方法を工夫しました。1フレームあたり0.6秒の処理が増えた程度です。    この補正は、ほとんど画面の座標変換で、誰もが高校2年生のときに習った三角関数の公式を使います。  sin(α+β)=sin(α)×cos(β) + cos(α)×sin(β)  cos(α+β)=cos(α)×cos(β) - sin(α)×sin(β) 使ったのは、この公式だけです。  
 
 2012/10/03の夜。 かなりシーイングが悪かった。
 上
 いつもの処理
 自転の影響が出ない様、50秒で撮影し、コンポジッとしたもの
 少しざらざらしている。






















 中
 50秒で撮影したもの8個をそのまま17101フレームコンポジッとしたもの
 約6分40秒間の撮影となる。
 自転の影響がモロに出て黒い点が横に伸びている。
























 下
 約6分40秒間の17101コマを中心時刻を基に全フレームを自転補正してコンポジットが成功したもの。
 上の画像と模様が同じ位置で、自転による横ブレがなく、滑らかな画像になっている。


  2012/10/13の夜 昨夜撮影
 
 
2.天地明察を見てきました。(浅井、木村 個別)
  碁打ちは数学ができる、から始まり。 水戸藩が算術者を後ろ盾をした。
 宮崎葵がよかった。 木製のドームはなかったんじゃないか。
 あっという間の2時間30分でした。よかった〜〜〜〜。 ということで意見が合いました。
 

3.西ふれあい祭りについて。
 木村さんが作成した動画放映のDVDの完成版を見ました。
 これの説明員手持ち資料を確認しました。
 
 説明員は、このリモコンの操作をすることになります。
 
その他
 いつも早めに来て、準備していただいています。
 浅井さんありがとう。
 

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 支部長   吉田孝次  
 メンバー 伊賀正夫、木村達也、長谷部孝男、浅井香代、清野千代子、小林美樹、
      池村俊彦、田中利彦
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