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東亜天文学会 名古屋支部 2017年07月08日(土) 例会

                                    2017/07月例会報告(word) 出席者 8名 吉田孝次、伊賀正夫、長谷部孝男、中谷仁、貞永幸代、浅井香代、小林美樹、木村達也 日時  2017年07月08日(土) 14:00〜16:30 場所  名古屋市 西生涯学習センター 第三集会室 主な話題: 1.流星会議静岡県沼津市(吉田)  8/26(土)13:00〜8/27(日)〜12:00  沼津市立図書館宿泊は各自との事です。  ワクワク沼津流星会議2017のご案内 2.観望会(吉田)  (1)7/15(土)夕方〜豊川市国府町カフェギャラリー栄知村(えじそん)  (2)7/9(日)7/11(火)7/13(金)他白馬ハイランドホテル(アステリズム) 3.月面X(伊賀)  空が少し悪かったのですがなんとか写す事が出来ました。 4.伊勢神宮の天球儀(伊賀)  神宮徴古館・農業館所蔵の天球儀の紹介です。  天球儀は天球の直径が約33cmで元禄3年(1690)の銘があり、元禄11年(1698)に渋川春海が参宮し奉納  したものです 5.伊能忠敬の月食観測(伊賀)  文化12年(1815)11月16日の皆既月食の観測です。当時、緯度は恒星の南中高度や北極星の観測からか  なりの精度で求められていましたが、経度は観測が難しく正確な値が不明でした。江戸と伊豆下田で  の月食観測で求めようとしましたが、それでも影の曖昧さから誤差が大きかったようです。  江戸と下田の観測結果を対比したメモ書きは国宝になっていて、伊能忠敬記念館にあります。 6.書籍紹介(伊賀)  山本一清著「初等天文学講話」です。伊賀さんが高校生の時に購入したものだそうです。 7.2017年変光星観測者会議報告(中谷)  7/1・7/2神奈川県川崎市の明治大学生田キャンパス内・第2校舎五号館5203教室で開かれました。30名  近くの参加者で講演・研究発表が行われました。大学生クラスの若い参加者が多く盛況だったそうです。 8.最近の変光星(中谷)  (1)さんかく座Rミラ型の変光星で現在7等台後半です。  (2)ケフェウス座VVVSOLJによる観測キャンペーンがあります。周期20.3年の食連星の主極小がまもなく  始まります。食の期間は今年8月4日から2019年5月4日までと長いです。明るい変光星でデジタル一眼レフ  で簡単に写せるそうです。  ケフェウス座VVの光度曲線を、AAVSOのホームページからダウンロードしたもの。ほぼ、5.2〜5.3等です。 9.球状コンクリーションの謎(長谷部)  名大博物館で開催中の第23回特別展「球状コンクリーションの謎」を見学。特別講演の第4回は「火星コン  クリーションの謎」を聴講しました。地球の球状コンクリーションは化石を含む事が多く、火星コンクリ  ーションも期待しますが、どうも直接には生物由来では無いようです。 10.小牧市プラネタリウム(長谷部)  中日新聞の記事に入場者数26,122名で、座席数100名未満の小規模プラネタリウムではNo,6であったとの事です。 11.その他の写真 小林さん 星の来る夜 百均星座早見盤 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  支部長  吉田孝次  メンバー 伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、小林 美樹、        木村達也、中谷仁 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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