名古屋支部 HOMEへ戻る

東亜天文学会 名古屋支部 2018年06月09日(土) 例会模様

                                    2018/06月例会報告(word) 出席者 8名 吉田孝次、伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、木村達也、小林 美樹、今枝優 日時  2018年06月09日(土) 14:00〜16:30 場所  名古屋市 西生涯学習センター 第三集会室 主な話題: 1.「豊川ジオスペース館」だより(吉田)  本年4月よりの「豊川ジオスペース館」の委託業務も軌道に乗ってきました。スタッフも優秀な方が集まっていただき  ました。来月14日に天体観望会を開きますので、それまでに20cmドブソニアンのファーストライトをと思っています。

2.(仮)金星の諸相表(伊賀)  村上春太郎著「天文と地象(恒星社厚生閣,1944,1949)」p126〜130の紹介と解説です。金星の諸相の周期は584日と  定まっていて、表から簡単な計算で導くことができます。現在ではプラネタリウムソフトが普及していますが表からも  計算できる実例です。
3.第28回ご近所天体観望会(長谷部)  今回、月面X・V・Lの観望ということで初めて平日の5月22日に計43名の参加で行いました。15cmに同架した8cmにCMOS  カメラ+ディスプレーでの位置説明で参加者皆さんにX・V・Lを理解して頂きましたが、Lは高緯度のため秤動の影響を  受けやすく、今回特に南に振れ角度が開き「これがL?。」という意見が多くありました。

4.月面のunbiased撮影(長谷部)  4月20日より継続中ですが、何かに見えるといった成果は特にありません。
5.はやぶさ2(長谷部)  「天界」6月号に名古屋大学諸田先生に執筆をお願いした記事が掲載されています。はやぶさ2はリュウグウまで2000km  を切って6月27日前後に到着するようです。 6.木星のSTr-D(長谷部)  攪乱後端が6月2日大赤斑に到達しました。後端を示す暗柱が、眼視観測者の多くが消えたと見る一方、写真観測を継続  している人の多くは痕跡残っていると観る人が多く、淡い模様の検出は画像処理の方が強いのかもしれません。

7.名古屋大学講習会5月23日(長谷部)  東大宇宙線研究所所長の梶田隆章氏の講演を受講しました。Q&Aで「カミオカンデの当初の目的の陽子崩壊は観測できた  のか。」という質問(長谷部)では「現在も検出できていない。予想より陽子の寿命は長いようだ。」という回答を頂  きました。 8.名古屋大学福井教室5月26日(長谷部)  銀河の進化に関して概説です。大・小マゼラン雲は重元素の存在比から若い銀河と思われ、観測しやすい距離にありな  がら宇宙誕生直後の状態を残す、非常に面白い天体であると考えているとの事です。 9.オートコリメート撮影用スマホホルダーの試作(長谷部)  以前に制作・使用しているホルダーは初めての人には調整しにくいとの意見があり、新たにピンチ方式を試作しました。  ガラケイではハサミ部分が操作ボタン部を隠して試せなかったので、スマホでの調査と改良が必要です。  Or25mmのアイリリーフ長いので対応アダプターも試作しました。

10.写真(木村)  5月19日に星見に行ってきました。ふた組の方が画像を見せて欲しいと言って来たの披露しました。  後のグループの方でミラーレス機を持っているとのことでしたので、雲台に乗せ換えて撮影しましたところ喜んでいました。
・南の天の川14mmF4exp4min*6
・夏の大三角14mmF4exp4min*5
・北アメリカとペリカン300mmF4exp3min*8

11.そのほかの写真 伊賀さん、浅井さん、木村さん、
貞永さん 今枝さん
伊賀さん
小林さん
吉田さん 小林さん
吉田さん 長谷部さん 貞永さん 
長谷部さん 貞永さん 今枝さん
今枝さん
二次会
浅井さん 貞永さん
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  支部長  吉田孝次  メンバー 伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、浅井幸代、小林 美樹、        貞永幸代、木村達也、中谷仁、今枝優 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

OAA名古屋 HOME