名古屋支部 HOMEへ戻る東亜天文学会 名古屋支部 2020年02月08日(土) 例会模様
-------------------------------------------------------------------- 出席者 8名 吉田孝次、長谷部孝男、伊賀正夫、今枝優、中谷仁、貞永幸代、小林美樹、木村達也 日時 2020年02月08日(土) 14:00〜16:30 場所 名古屋市 西生涯学習センター 第三集会室 主な話題 1. 話題いろいろ (伊賀) (1) 冬至2019の観測3 (2) 北斗七星時計2
(3) 年干支などの計算
(4) 天文年鑑4
(5) 撮ってみました ・水星
・金星
・小惑星(4896) Tomoegozen
・小惑星(52786) 1998 OR2
2. デジタル天体写真の最微星について考える (吉田) デジタル天体写真の最微星について考える(xlsx)
3. 話題いろいろ (今枝) (1) 2019年に発見・登録された彗星の数
(2) 最近発見された彗星の軌道要素
(3) 二重星の観望 4. 激変星についての話 (中谷)
5. 話題いろいろ (長谷部)
(1) 15cmドブソニアン揺動赤道儀 駆動部の改造 一旦 元に戻して観望会を行える状態にした。 プーリーボックスの減速比あまり大きくしないように、駆動軸径をなるべく小さく 約3mmとしているが、これが摩擦力不足の原因かもしれず、検討中。 (2) 月面LOVE、月面A 愛媛支部の竹尾氏から2月１日22〜23時に、長谷部の予報通りに直角に近い「L」と「E」が見えたとの メールがありました。 私は他の私用等もありすっかり忘れていましたが、その地形での太陽高度計算値 からの予報がほぼ正しいこと、「L」は月面での緯度が高く、見かけの形状は秤動の南北方向の影響を受け やすく、「直角に見えるには北側に寄る＋5度以上が良い」 という事も確認できました。 「西条市の渡邊了太さん撮影の動画が次のサイトで紹介されています」とのこと、頑張って作っておられ ました。 https://youtu.be/3IPXUOt_tB4 昨年12月には来年度の予報を請われ 計算したのですが、日本での見やすいタイミングを判定していました。 最適なタイミングを世界時で表現すれば、見える地域は必然的に決まるので、そのような計算をしてみようと 提案したところ、世界発信できるので嬉しいとの事。また２月７日の月面Aはどんな感じか問われたので、 ネットに公開されている良好なタイミングを元に計算してみました。 月面LOVE同様方法での計算で、今回は２０時半ころ、秤動的には西に振った-5.8度なので、「結構良い感じ」 という結果を報告しました。昨夜試みたが、天候悪化で撮影できず。 月面A_202002.xlsx 月面LOVE太陽高度計算2020.xlsx
(3) 変光星の写真を撮ってみました ・ベテルギウス 素人目にも明らかに減光中であり、今後大きく変光したり、超新星爆発の前触れかもしれないと、 自宅ベランダから記念写真を撮ってみた。 Ori_S
Ori_W
・βPer アルゴル
太陽系外惑星はテレビの科学番組などで時々話題にされ、少し興味のある人にも知られてきた。
それらが、どのようにして発見されているのか説明するのに、日食や金星の太陽面通過での
太陽変光→ 変光星、特に食変光星の変光→ 系外惑星による食（減光）観測 という風に説明しようと
考えた。 食変光星については肉眼でも観測できることを伝え、実際に見てみようと思う人が一人でも
現れれば面白いのでは と、今年の観望会で使う説明用のパワポを作成中。
アルゴル通常
アルゴル極小
ペルセウス座
βPer アルゴルの写真について、パワポに張り付けた時、星座が分かりやすい、アルゴルの変更が分かり
やすいように画像ソフトで、ボカシ→トーン調整を繰り返して明るい星の星像を大きくする処理をしたため、
若干背景がザラついてしまいました。
(4) 月面溶岩流ユニットの撮影
進展なし。
6. 撮してみました (木村) ・C/2017 T2 パンスターズ彗星とペルセウス二重星団
.jpg)
・スターリンク衛星(3回目打ち上げ分) タイムラプス動画と比較明合成 1/15撮影(wmv)
・スターリンク衛星(3回目打ち上げ分) タイムラプス動画と比較明合成 1/21撮影(wmv)
・スターリンク衛星(4回目打ち上げ分) タイムラプス動画と比較明合成 2/7撮影(wmv)
８.その他の写真
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 支部長 吉田孝次 メンバー 伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、小林 美樹、 木村達也、中谷仁、今枝優 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆