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東亜天文学会 名古屋支部 2007年02月10日(土) 例会模様

--------------------------------------------------------------------     中上照明 平澤康男 木村達也 池村俊彦 吉田孝次 小島信久 古田俊正 後藤俊樹 今枝優 出席者 上の写真のとおり、 9名  日時  2007年02月10日(土) 14:00〜16:30 場所 名古屋市 中生涯学習センター 3階第二和室 OAA事務局への例会報告(WORD) 例会会場の外観 入り口のモニュメント 議題 東亜天文学会名古屋支部の運営に関すること。 1.名古屋支部例会模様の天界への報告は、ひとり3ヶ月づつ4人の当番で回していきましょう。 2.当面の開催場所は名古屋市 中生涯学習センターとし、会場が取れないなどで変わった場合は   そのつどお知らせします。 3.会場使用時間の都合(13:00〜16:30)により、14:00〜16:30 とします。   (前回までは15:00〜17:00でした) 4.会場費の徴収 会場は午後1回1200円ですが、おおむね半額を出席者で負担することとし、   公平を期するため、出席人数にかかわらず、ひとり200円を徴収することとします。   過不足は、忘年会などの機会に埋め合わせることとします。 近況報告、研究発表 など 木村達也さん   最近は多くの探査機に自分の名前を応募して載せることが盛んに行われています。   応募し、受け付けられると、証書様式をweb画面から取り出して、このように印刷保存   できるのです。 ところが日本の月観測ための探査機 SELENEには、普通の1割ほどしか   応募者が集まらないので、募集締め切りを2月末まで1ヶ月延期したそうです。   このような情報は日本惑星協会、NASDA などを見ていると見つかります。   興味のある方はぜひやってみてください。 平澤康男さん   月齢早見板と、金星会合早見板をつくってみました。   山田達雄さんからのたよりです。   北海道の土屋さんからマックノート彗星のきれいな写真がいっぱい送られてきましたとのこと。 吉田孝次さん   マックノート彗星について   (アメリカのコロラド、ハワイなどで撮影された画像を紹介しました。)   この彗星は1月14日頃−3等級の情報が流れ、-6から−8等級にもなったとの情報があります。   日本では昼間裸眼で太陽を手で隠して見えたとか、昼間望遠鏡で見たら金星より明るかったなど   の情報がありました。天文ガイドにも掲載されています。 木村達也さんが撮影したもの   200o F2.8  ノートリミング 中央付近から少し右上に写っています。 (大変見つけにくいので、赤い線ではさみました。) 2007/01/14  13:09:26  1/1500 F11 木村達也さんが撮影したもの 200o F2.8  ノートリミング 四角いビルのすぐ左上に写っています。(大変見つけにくいので、青い線ではさみました。) 2007/01/14  17:11:08  1/750 F4 後藤俊樹さん   今日は例会会場が近くなったので、学生時代に極小予算で自作した、簡易ガイド撮影機いわゆるポタ赤 を持参しました。   上前津付近にあったベアリングの会社や、加藤無線などで安くパーツを入手し、天文ガイドの作例を基にそれより良いもの   を目指して作りました。   穴あけは、ハンドドリル、金のこと、ヤスリ等で、電動工具は使わず、全部手作業で作りました。   これらの知識や工具は、父の趣味の工作道具を利用しました。   池村:8mm の穴あけを ハンドドリルでは大変だったでしょう。   平澤:ネジにはすべてワッシャが使われており、良く考えてありますね。   後藤 安価に ということで作りましたが、この中で最も高かったのは、極望遠鏡でした。   タンジェントスクリュー動作の部分、ガタがないようにスムースに作るのが最も苦労しました。   50mm標準レンズで撮れる程度の精度を目指しました。極望遠鏡と、ガイド鏡には赤の発光ダイオード   を使い、可変抵抗器で明るさを調節できるようにしてあります。   作った頃に2〜3回撮影しましたが、そのまま保管してあり、現在は使ってはいません。 小島信久さん   25cmF5、冷却CCDで掃天撮影をやっています。   最近見つけたものをご紹介します。   これは、明け方の天頂付近を撮影したもので、線を引いているものが6回ほど回転して通過しているのが   わかります。人工衛星とは考えにくく、たぶん流星だろうと思います。   次は、NGC 1729 T1 すぐ上に1つ星があります。これをパロマ写真星図と照合してみると、パロマ写真星図の方は   星雲が濃く写っており、この星の位置は星雲のエッジ付近だが、濃度がつぶれているので、確認できませんでした。   次の例 NGC 3655 私が撮影したものには星雲の右上に星があることが想像できますが、これをパロマ写真星図と   比較しようと、みても、 パロマ写真星図の方はもっと露出が過度なため、星雲に星が隠れており、確認できませんでした。   このようなことがあるので、自分で撮影した過去の画像と比較するのが最も良いことがよくわかったので、今   じゃんじゃんと撮影して記録を整理し、増やしているところです。   1枚の画像は範囲30' 調子よく行けば一夜に50から60枚..命の続く限り撮影しようと思っています。   ちょっとピントが甘い。合わせた直後だともっとシャープに写るのですが、0.025mm以上ピントがずれると   ぼけてしまいます。温度計をいつも見て、監視しているのですが、何か良い方法はないものですかね。 吉田 16時15分になりましたので、本日はこれで終わりにしましょう。 付近を探索してみました。(吉田) 名古屋市 中生涯学習センターの駐車場案内  会場近くの喫茶店  忘年会会場候補 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  支部長  平沢康男  副支部長 吉田孝次  メンバー 古田俊正 小島信久 水野義兼 大倉敏正、滝敏美、後藤俊樹 中上照明       木村達也 今枝優  池村俊彦 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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