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東亜天文学会 名古屋支部 2009年1月10日(土) 例会模様  天界原稿:名古屋支部例会報告200901.doc ----------------------------------------------------------------------------------- 出席者 吉田孝次、長谷部孝男、清野千代子、伊賀正夫、上条隆一(長野県松本市、飛入参加)、池村俊彦 日時  2009年1月10日(土) 14:00〜16:30 場所  名古屋市 西生涯学習センター 第2集会室 議題 1.支部長挨拶 新たな気持ちで今年もがんばりましょう。(吉田) ----------------------------------------------------------------------------------- 2.滝さんの案内星図により、ルーリン彗星を撮影しました。(池村)  1月2日の明け方、東南東の低空にさそり座βが見つかったのをきっかけに、滝さんの案内星図を使って  彗星を見つけ、撮影できました。 -----------------------------------------------------------------------------------
3.2009年1月版火星図を紹介します。これを使ってシミュレーションを作成中です。  この図は原型を池村が作り、安達さんが主になって変化した部分の模様を更新しているものです。  シミュレーションのページが完成したらお知らせします。(安達・池村) シミュレーションのページはここに公開しました。(2009/01/26)  http://alpo-j.asahikawa-med.ac.jp/MS2009/MSmenu.htm 30分間隔2年間 35040枚の静止画の中から選択して表示できるようになっています。 ----------------------------------------------------------------------------------- 4.田峰微小天体観測所で夏目裕司さんが撮影された(四分儀座)りゅう座流星群の動画について(吉田)
この画面をクリックすると、動画にリンクします。
09Dra01040102.mov
 出現時刻 09 1/3-4 01h02m09"(JST)
 撮影場所 田峰微小天体観測所(愛知県設楽町) 
 撮影機材 TGv-M(1/2インチモノクロCCD)+ 
 CBC8mmF0.8
 露  出 0.267秒(8フレーム蓄積)
 撮影者 夏目 裕司
 再生時間は8秒です。 開始から約4秒で出現します。 
 画面中央のやや右上に、左下から右上に飛びます。 
  画面左側、縦の星の並びは北斗七星のうちの5星です。
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5.月面観測、研究方針について(長谷部)  SPC900NCで撮影練習をしているが、細かな波状模様が出て大変気になっている。 (池村) この程度で普通だと思います。もっとひどく出るときもあります。仕上がりも申し分ないと思いますよ。  CELESTRON C-11 SPC-920NC  ×3バーロー(土星)、  スタックと画像処理:Registax V4.0 ・上aviファイル中の最良の1フレームを取り出したもの。 ・下2008年12月20日05時42分(JST) 約2000枚のスタック処理  月面のクレーターの形状について調査分類をしてみようかと考えています。  直接焦点(月面) ・0022.bmp : 2009年1月6日21時38分(JST) 約1000枚のスタック処理 -----------------------------------------------------------------------------------
6.愛知県岡崎市内に「二十三夜塔」というのがあるのを知り調査してみました。(伊賀)
 ふるさとシリーズ第3集 という資料によると、
 月待ちという行事は月の出を拝み、特定の月齢の
 夜に精進潔斎をするとして行われ始めたとのこと。
 そのために、十三夜、十五夜、十七夜、十九夜、
 二十三夜(三夜待ち)、二十六夜(六夜待ち)など
 の月待ちがあるとのこと。
 二十六夜は滝町にあったと書かれていました。
 月を拝む風習があったようです。
 二十三夜塔は、岡崎市役所の北西約2kmの場所です。


  

 石碑の下部には「東ハ能見、西ハ日名大門、南ハ康生ハ矢作橋、北ハ伊賀新田」と刻んである。
  
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7.太陽などを撮影してみました。(伊賀)   最近は黒点がほとんど無く、小さな黒点が出ているのを見つけたので撮影してみました。   太陽全面を撮影することができないので、黒点を狙って導入するのはちょっと苦労しました。  太陽黒点写真  80/1200mm(太陽フィルター+赤外線吸収フィルター)+PL40mm+PowerShotA620  電子ズーム16倍(7.3mm×16=116.8mm)、F/4.1  2048×1536ピクセルで撮影し、黒点・金星を中心に640×480ピクセルを切り抜く。  視野の広さ 長辺約2分15秒、短辺約1分41秒   2008年12月12日08時59分 59/100枚を合成 1/320秒   2008年 1月 7日11時28分 55/55枚を合成 1/250秒                                          比較のため同一拡大光学系で撮影した金星(視直径22.7秒)   2008年 1月 8日10時16分 67/67枚を合成 1/400秒         2008年 1月 8日13時04分 88/100枚を合成 1/125秒 -----------------------------------------------------------------------------------
8.その他  1)今回、長野県松本市の上条隆一さんが飛び入り参加されました。  活動が盛んとのことで、参加させていただきました。このような発表の場所があるというのは  よいことですね。とのご感想でした。小島さんにもお会いしたかったと残念そうでした。   長野県の松本でも、市街地のあかりで星空が見難くなっているとのことでした。  2)「星恋」伊賀さんが、星の関係の詩がたくさん掲載されている古い本を紹介しました。  3)長谷部さんが不思議な光学絵を紹介しました。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  支部長  吉田孝次 田中利彦  メンバー 滝 敏美、木村達也、伊賀正夫、長谷部孝男、古田俊正、大倉正敏、後藤俊樹       水野義兼、小島信久、清野千代子、吉田孝次、木下正雄、岡本貞夫、池村俊彦、 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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