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東亜天文学会 名古屋支部 2009年2月14日(土) 例会報告 天界原稿:名古屋支部例会報告200902.doc
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出席者 6名吉田孝次、長谷部孝男、木村達也、水野義兼、田中利彦、池村俊彦
日時 2009年2月14日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第3集会室
議題
1.火星シミュレーションを作りました。(池村)
30分毎2009/01/01から2年間35040枚の画像を作り、選択して表示できるようにしました。
場所はここです。
http://alpo-j.asahikawa-med.ac.jp/MS2009/MSmenu.htm
日本時間の見出しには、南中時刻付近を赤色文字にしてあります。
2009年2月現在、南中時刻は午前11時ころで視直径は4.4"で、まだ観測は困難です。梅雨明けころから
観測可能となるでしょう。
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2.世界天文年2009(吉田)
4月4日に天体観望会のイベントを世界中で行い世界を1つにつなぐという趣旨です。
イベント募集をしているとのことです。
http://www.astronomy2009.jp/
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3.スペースガード協会の話題(吉田)
地球のしくみ、大達人 何かわからないものが箱に入っていて、それが何か当てる、科学教室の模様が
紹介されていました。
池村 私の隣地の駐車場の斜面に、除草のためと思われる白いものがまかれていました。
近づいてみると、塩の結晶のようにも見えましたが、除草のためにまかれたと考えられるので、なめて
みるわけにはいきません。 この場合何かよいアイデアはありますか。
しばらく討議した後、燃やしてみる、炎色反応をみてはどうか、という意見が出ました。(木村)
翌日、雨のため土にしみ込んでしまい、調査できませんでした。(池村)
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4.DFK21AU04を使ってみました(長谷部)
12月例会で池村さんに紹介いただいたIMAGINGSOURCE製DFK21AU04を購入しました、撮像した
結果を報告します。
以前使っていたウエッブカメラでは周期的なスジ状欠点が出、RegiStaxV4.0のスタック後の
ウェーブレット処理を強くかけると細部が劣化していたが、DFK21AU04ではそのようなことも
なく、良い画像が得られています。
写真1(Flamsteed.jpg)2009年2月6日23h41m(JST) Y=50.31,b=0.24太陽高度H=6.55°
. クレータIbn Battuta (6.9°S・50.4°E、φ11km)を紹介します。
欠け際に見える通常のクレータは、タコ足のイボのように見えます(写真1)。
内部は窪んでいますが、周囲は盛り上がっているからです。
半年くらいの予備観測で気づき、注目しているIbn Battutaは内部のくぼみだけで周囲の
盛り上がりが無いように見えます(写真2、3)。直径は11kmでこのサイズで周囲の
盛り上がりがないクレータは極めて稀に思います。
このクレータについて更に詳しく本当に盛り上がりは無いのか調査し、似たようなクレータ
はないか、そもそも通常のクレータとは?を当面のテーマに考えていきたい。
CELESTRON C11、写真1はF10直接焦点、写真2,3はバーローにて約2倍拡大。
DFK21AU04、RegiStaxV4.0約1000コマ、写真3は薄曇下悪いシーイングでのイメージです。
写真2(IB081017.jpg)2008年10月17日21h56m(JST) Y=126.80,b=-1.42太陽高度H=2.95°
写真3(IB090212.jpg)2009年2月12日23h47m(JST) Y=123.16,b=-0.47太陽高度H=6.34°
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5.日本機械学会誌2009年1月号に宇宙関係特集記事の紹介(長谷部)
世界天文年2009を記念してだろうか「日本の宇宙観測技術の最新情報」を特集していた。
「かぐや」「太陽観測衛星ひので」「小惑星探査機はやぶさ」「すばると次世代30m望遠鏡」
など10件、各4ページの記事。機械学会ということで、衛星や装置の製作に関わったメンバーの
思いなどが判る。私は特にはやぶさの記事が面白かった。
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6.福井実信さんが逝去されました。(吉田)
神戸の方で、東亜天文学会の月面課を担当されていたことがあります。
2月に逝去されました。 謹んでご冥福をお祈りします。
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7.その他 光学系、研磨、コーティングについて討議しました。
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支部長 吉田孝次 田中利彦
メンバー 滝 敏美、木村達也、伊賀正夫、長谷部孝男、古田俊正、大倉正敏、後藤俊樹
水野義兼、小島信久、清野千代子、吉田孝次、木下正雄、岡本貞夫、池村俊彦、
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