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東亜天文学会 名古屋支部 2010年10月9日(土) 例会模様
2010/10月例会報告(word)
出席者 6名 吉田孝次、伊賀正夫、清野千代子、木村達也、長谷部孝男、池村俊彦
日時 2010年10月9日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 北生涯学習センター 第1集会室
議題 近況報告、研究発表 など
1.東亜天文学会松江総会報告と感想(吉田)
日時:2010/09/18-19 場所:松江(集合写真は松江大会LOCによる撮影〜OAAホームページより転載)
1)新会長の関さん
関勉さんが会長として承認されました。大変元気なお姿を拝見できました。講演の途中、次第に元気が戻られました。
私が学生時代に憧れたスーパーマンのお一人ですが、スーパーマン達はどうして、こんなにお元気なのでしょうか?
あやかりたいものです。
2)新規役員紹介
黒田武彦さんが副会長として、山田義弘さんが理事長として、渡辺美和さんが総会他会議全般担当(歴史課兼務)の
理事として、野村敏郎さんが発見賞委員(神戸支部長兼務)として紹介されました。(写真参照;左より、渡辺氏、
野村氏、山田氏、黒田氏、関氏)
新副会長の黒田さん
3)懇親会〜島根県立美術館内レストランにて
私は宍道湖の夕日撮影のため、懇親会へは途中参加の形となってしまいましたが、西村栄男さん率いるコーラスグループ
の皆さんによるコーラスが披露されました。
(写真左後はLOCの方々)
4)LOCチェアマン:安部裕史さん
松江大会では、山陰天文協会会長の安部さんをはじめ、松江星の会、米子星の会、日原天文台の皆さんのご協力
により開催されました。私を含め、参加申込が遅く、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳なく思っております。
参加者61名(内LOC20名)写真は浜松から参加下さったコーラスメンバーと談笑される安部さん
5)宍道湖の夕日
総会後の懇親会は夕日の名所である島根県立美術館内のレストランで開かれました。18:11の日没に合わせた時間設定
でしたので、大変悩んだ末、決心しまして、デジタル一眼、フィルム一眼、交換レンズ、三脚を持って、5分程離れた
日没名所へ移動し、素晴らしい景色をデジタル、フィルム両方に収めることができました。
私は島根に行くのは初めてでした。この後 9/21まで島根、鳥取あたりをレンタカーで移動しながらの滞在しましたが、
宍道湖の夕日が見れたのはこの日だけでした。(写真をご覧下さい)
2.美保関隕石 (写真参照)
美保関隕石のレプリカが会場に展示されており、とてもありがたいことでした。また、隕石が落下した家の松本優さん
から隕石落下にまつわる講演を聞くことができ、さらには書籍まで頂戴してきました。
美保関隕石の写真やレプリカを見た感想としては、@表面の溶けた膜厚が薄い A表面形状が滑らか という2点が強い
印象として残りました。(写真をご覧下さい)
そして、この美保関隕石の書籍には、山陰天文協会会長(当時)として山田義弘さんの記事と写真が掲載されていました。
因みに、現在の山陰天文協会会長は今回の総会を開催された安部裕史さんです。
撮影のため、美保関〜大根島〜松江〜松江を移動する最中、大根島で家の庭にフレーム形式の大きな電波望遠鏡?を
目にしました。LOCの方で電波流星観測をされておられる方があったり、島根の方々の天文熱を感じて帰宅致しました。
3.木星会議について(長谷部)
安達誠さんからのお誘いがあり、今年は姫路10月23-24で参加する予定です。どのような会議か楽しみです。
(池村)2000年2月27日に名古屋で行いました。木星の模様動向の分析発表会が主な内容です。今回は閃光が頻繁に観測されたこと、
SEBのベルトの淡化復元予想、NEB内の白斑の接近、分離、SEB内GRSすぐ右側の暗点の動向レポートなど盛りだくさんです。
長谷部さんも何か発表されますか。展開図作成で苦労した点やエッジの部分の特定方法などが良いかもしれませんよ。
4.東亜天文学会 名古屋支部 忘年会が決まりました。(池村)
昨年と同じ場所です。
12月11日15時から 西生涯学習センタで例会 18時から「チカラ」です。
5.その他
(1)木星の画像処理の程度について(長谷部)
多くの方がEZ部分に水色のしわしわの模様が良く出ていますがあんなにはっきりはしていないと思います。一つの明るい領域が
あるとき、それを強調するとエッジ部分が明るく縁取られ中央部分が暗くなります。このエッジ幅が広いと、二重線のようになつては
良くないのではないか、どの程度の画像強調が良いのか実際とは異なるのではないかと、疑問に感じます。
(池村)薄い模様を強調すればそれが、より見えるようになりますが、眼視の状態より強く強調されるので眼視の状態とは異なります。
しかし、眼視でもエッジは強調されて見えているので、エッジが強調されたものが眼視に類似しているともいえるので、
エッジ強調が良いか悪いかの評価はなんともいえません。
また、画像の見方、目的にもよります。自分が良いと思った目的の画像に仕上げれは良いです。
観測報告画像の評価は自分自身で他の人の画像と比較して..結局は趣味ですので、自己満足できるか、ということだと思います。
何のための観測報告か、と考えたとき、研究、分析に役立てていただくためです。したがって、暗斑の動向や白斑の合体のレポートや
展開図に利用されれば、自分の画像の仕上げが標準的で、研究分析に役に立ったと言うことで、画像処理や画質がよかったと、自分自身
で評価でき、ひとつの目安ではないかと思います。
今回は、天界10月号に長谷部さんの木星画像が使われていますので、画像処理がよかったということではないでしょうか。
(2)「モノづくり体感スタジアム」をやりました。
8月27日〜29日幕張メッセで開催しました。 小学生対象で、1時間で作るスケジュールでは少し無理がありました。
11月13〜14日、名古屋の吹上ホールで「あいち技能プラザ」でも似たようなイベントがあり、参加します。
事前にナレオンズの事務所に連絡を取り、ご了解を得ております。
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支部長 吉田孝次
メンバー 伊賀正夫、清野千代子、木村達也、長谷部孝男、池村俊彦、
田中利彦、滝 敏美、大倉正敏、水野義兼
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