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東亜天文学会 名古屋支部 2010年11月13日(土) 例会模様

2010/11月例会報告(word) 出席者6名 吉田孝次、伊賀正夫、清野千代子、木村達也、長谷部孝男、池村俊彦 日時  2010年11月13日(土) 14:00〜16:30 場所  名古屋市 西生涯学習センター 第3集会室 議題   1.木星、南赤道帯(SEB)復活の開始 暗柱が出ました。(池村・長谷部)  2010/11/09 21:30(JST) フィリピンChristopher Go 氏が最初段階の白斑発生を捉えました。  0周目 2010/11/09 21:30(JST) 最初の白斑発生 フィリピンChristopher Go 氏  1〜4週目 白斑が次第に明るくなる。  5週目 2010/11/12 01:38(JST) 暗柱確認 イラン Sadegh  2009年12月ころから木星、南赤道帯がだんだん薄くなり、消えていました。これが突如、白斑発生、暗柱の模様が  7週目 2010/11/12 21:(JST) ころ日本各地で暗柱を撮影、確認   2009年12月ころから木星、南赤道帯がだんだん薄くなり、消えていました。これが突如、白斑発生、暗柱の模様が  でき、それが南赤道帯に左右に広がって、南赤道帯(SEB)が復活するという現象が始まりました。  木星観測者、研究者は、この最初の白斑発生を今か今かと待っていた矢先でした。あいにく日本では天候もシーイング  も悪かったのですが、11/12 21:(JST) ころ 暗柱を確認できた方が多数ありました。  また、この白斑発生箇所は、メタンバンドフィルターで大変明るい点として写ります。  今後の変化が楽しみです。
0周目 2010/11/09 21:30(JST) 最初の白斑発生 フィリピンChristopher Go 氏 1周目 2010/11/10 09:26(JST) アメリカ フロリダ ドナルドパーカー 氏 白斑が明るくなりました。
5周目 2010/11/12 01:38(JST) イラン Sadegh 氏  右側に暗柱が..あると思うのですが。 7周目 2010/11/12 20:17(JST) フィリピンChristopher Go 氏 はっきりと暗柱を捉えました。
7周目 2010/11/12 19:52(JST) 池村 7周目 2010/11/12 20:32(JST) 堀川氏 7周目 2010/11/12 19:43(JST) 長谷部氏        20:47(JST) たぶんこれが、眼視で見た状態に近いと思います。
2.星を楽しむ人たち(仮称)製作協力依頼がありました。(吉田)  まだ計画段階だそうです。 3.OAAホームページについて(吉田)  できることから始めてみては(吉田) 4.ハートレー彗星を撮影しました。(木村)   D160mm f530mm F3.3 K-10D  ISO1600  加算平均コンポジット 撮影日 2010/10/10 1/5に縮小 この画像をクリックすると原画表示となります。  
撮影日 2010/11/06 1/5に縮小 この画像をクリックすると原画表示となります。   5.「はやぶさ」展示を見に行ってきました。(木村)  長い待ち行列に並びました。一般の人の関心の高さを感じました。  テレビニュース取材撮影に、写りました。  
6.木星会議に参加しました。(長谷部)  私は木星展開図作成時の木星エッジ部分の処理方法について発表しました。  大赤斑は左回りの渦ですが大赤斑の右側に近寄った小さな渦、(黒い点として写る)が下にターンして右回りに折り返すのと、  大赤斑の上(南側)を通過するものを追跡したという発表がありました。   観測、撮影を専門にする人もあれば、このような分析を専門にやっている人もいる、と感じました。  熊森さんが、御自分の望遠鏡の評価をされていて、鏡面+CPは、同心円の段差が多くある「だんだん光学系」(光学系としては良くない)。  しかし、注意深く調整すればこんなに写る、と発表されたのにはおどろきました。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  支部長  吉田孝次  メンバー 伊賀正夫、清野千代子、木村達也、長谷部孝男、池村俊彦、             田中利彦、滝 敏美、大倉正敏、水野義兼 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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