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東亜天文学会 名古屋支部 2011年12月10日(土) 例会+忘年会模様
2011/12月例会報告(word)
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出席者 7名 吉田孝次、伊賀正夫、木村達也、長谷部孝男、浅井香代、田中利彦 、池村俊彦
日時 2011年12月10日(土) 14:00〜18:00 忘年会18:00〜20:00
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第3集会室
議題
1.DVD「はやぶさ」紹介(吉田)
2.DVD「オーロラ」紹介(吉田)
3.ふたご座流星群のDVD上映(吉田)
1993年12月にI.Iで撮影した物をDVDに取り込んだものです。
4.ベトナムで見た天井星座絵他(吉田)
フエというベトナム中部にある町へ行きました。
そこには、最後の王朝の4代目の宮殿があり、舞踊や音楽を楽しんだ
謙宮門という建屋があり、天井に写真のような星座絵(線)がありました。
中国流のものではないかと思います。(添付写真)
ベトナムは北に行くに従い、食べ物の味は辛くなりました。
セントレア→ハノイ乗継ホーチミンシティー(サイゴン)→フエ→ダナン
→ハノイ→セントレアの行程でしたが、サイゴンが一番日本人に合うのでは
ないでしょうか?特に、生春巻きはオススメ
食事や水分補給には注意し、ビール(333ビールかタイガービール)、
ワインはベトナムワイン、ミネラル水、果物ジュースを飲みましたが、
下痢しました。(日本人は弱いですネ)
5.昨夜撮影した木星、火星、土星の紹介(池村)
土星は、これでも縮小してあり、火星の15倍ぐらい遠くにあります。
木星、土星は大変大きいことを実感できます。
おまけ。この火星の中心のやや左に写っている白いところはエリシウムと呼ばれ、大きなクレータがあり、いつも、このように
白い雲に覆われています。エリシウムとは、極楽浄土のことで、この雲の下には温泉があり、阿弥陀如来が温泉に浸かっている
のです。 たぶん。
6.うるう秒について(池村)
66.184秒は、基点は1900年1月0日であることを見つけました。
うるう秒は太陽の南中時刻がずれていかないようにするために調整しているもの。
100年放置しても1分程度ですが、500年経てば、5分もずれます。
うるう日は季節がずれていかないようにするのが目的です。
100年で25日ずれるので、100年放置すると、夏至の日が7月15日になってしまいます。
二十四節季が25日もずれると、農業の役に立たなくなります。
7.ご近所観望会を実施しました。(長谷部)
第6回ご近所天体観望会案内(pdf)
第6回観望会を、12月3日に予定していましたが、曇ったため、予備日の12月4日に実施ました。
10日の月食予報も伝えたいと思い、多少性急な開催になりましたが、27名の参加者があり、
月と木星、一部の方にはプレアデスを楽しんでいただきました。
使った案内看板と配布資料、月食情報(添付)を紹介します。
配布資料(pdf)
近所の方、通りがかりの方などに月を見ていただきました。
8.金環食の準備で太陽撮影にトライしています。(長谷部)
セレストロンC-11の筒先に径8cmですがbaader planetarium製ASTRO Solarフィルターを
付け、焦点内にはEOS kiss Fの画像サイズに収まるよう、レデューサを組み込みテスト
しています。
太陽黒点をトライしたものをプリントして来ました。現在は大きなものを含めたくさんの
黒点が見えています。
太陽は初めてできたが、想像以上にシーイングの変化が大きく、ピント合わせが難しい
ことを実感しました。毎日続けておられる伊賀さんの努力に改めて敬服します。
今夜の月食はこの光学系を使い、皆既中はLTP目標でビデオ撮像、部分食時はEOS
kiss Fで影位置を撮影してみます。
太陽111205.pdf(pdf)
9.自己紹介 最近の活動と今後の抱負など
・木村 2012年は金環日食、金星の太陽面通過、木星食など多くの現象がある。晴れたらぜひ捉えたい。
・田中 彗星、新星を撮影しています。マイペースで観測をやっていきます。
・伊賀 太陽観察をやっています。できる範囲で楽しく天体を観察を続けていきたいと思います。
・浅井 天文について詳しくはありませんが、季節のこと、いろいろな天体の話など興味深い情報を楽しく
聞いています。今後ともよろしくお願いします。
・長谷部 月面課について、今後どうして行こうか思案中です。
・池村 1967年に5.3cm屈折で火星を見たのがきっかけでした。現在は大きな重い望遠鏡で取り回しに苦労しています。
来年はwindowe7を導入し、これを使えるようにがんばります。
・吉田 Hi-8テープやVHSテープに撮り貯めた流星観測ビデオをDVD化する作業は、
まだ1/3程度しか進んでいません。来年はすべてDVD化するとともに、
流星データの吸い上げを実施したいと考えています。
また、観測機材も老朽化してしまいましたが、ニコン8cmの赤道儀用の駆動装置が傷んで
しまいましたので、手を入れ稼働できるようにしたいと思います。
10.支部長挨拶(吉田)
今年は、私の再就職に絡み、例会を欠席することもあり、事務局の池村さんや
皆さんにご迷惑をおかけし、ご協力を戴きました。来年も引き続きご協力を願いたいと思います。
来年は東亜天文学会のNPO法人化に向けて、事業計画を考えてゆかねばなりません。
どうか宜しく、ご協力くださいますよう、お願い致します。
忘年会 力(ちから)西生涯学習センタ出口約10m
皆既月食報告
(長谷部)
前半は厚い雲に阻まれて、準備すら ままなりませんでした。
皆既開始後、雲の合間でのピント合わせからスタート、アリスタルコスーケプラーー
コペルニクスを中心とした地域を撮像、初めてLTPを意識した観測を行いました。
撮像地域に光が回復するまで継続し、その後全体写真に切り替えました。
ビデオ撮像中は、特別な現象には気付きませんでしたが、今後検証を続けていきます。
写真の方は、月食全体から見ると中途半端な範囲。
月食観測は学生時代までで、最近はまともなことは考えても、してもいませんでしたが
今後の観測方法を検討するためのいろいろな課題を見つけることができました。
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支部長 吉田孝次
メンバー 伊賀正夫、木村達也、長谷部孝男、池村俊彦、浅井香代、田中利彦、清野千代子、
滝 敏美、大倉正敏、水野義兼
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