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東亜天文学会 名古屋支部 2012年01月14日(土) 例会模様

2012/1月例会報告(word) -------------------------------------------------------------------- 出席者 6名 吉田孝次 伊賀正夫、木村達也、長谷部孝男、浅井香代、池村俊彦 日時  2012年01月14日(土) 14:00〜16:30 場所  名古屋市 西生涯学習センター 第3集会室 議題  1.OAA事業計画の募集案内(吉田)  NPO法人化に向けて、一般者向けに行う事業を募集しているとのこと。  池村:名古屋支部としては、活動内容をホームページで公開し、名古屋支部の例会については、OAA会員に限らず誰でも  参加可能としています。特に法人化に向けて新しい事業を計画するのではなく、まずは、2012年に発表会、講習会など何か  最低でも1回は行う事としましょう、さしあたり、名古屋市 西生涯学習センターで10月27(土)-28(日)頃に  西区ふれあい祭りがあり、講習会、展示などができるので、それに出展、参加することを目標にしましょう。  金環日食、金星の日面通過 の写真が取れたらをぜひ公開しましょう、ということとなった。  浅井:例年のふれあい祭りの状況を見ています。天文関係はこれまでになかった分野なので、講習会などを行えばきっと、  入場制限が必要なほど殺到すると思いますよ。  天体観望会についての注意点について  伊賀:天体観望会についての説明会がありましたが、その内容は、100人以上集まる場合は参加者の事故対策の保険の  ことばかりでした。子供は走るし... 望遠鏡に衝突して、倒して怪我をしたり、接眼部が目に当たって目に怪我をしたり  などが考えられ、心配事が避けられません。 保険費用としての参加費を徴収することになりますね。  この、西生涯学習センターでは目の前に高速道路の高架があり、観望会は無理ですね。  5月21日は..月曜日で、午前7時頃ですし。    名古屋市西生涯学習センターふれあい祭りで、室内だけの活動をまず考えることになりますね。 2.「うるう秒」の話題(伊賀)  朝日新聞の1月11日の記事に、「うるう秒」を廃止しようという動きがあるとの記事がありました。   情報化システムで困るから、とのこと。 池村:たぶんデータベースサーバのデータ更新時刻の整合の問題でしょうね、未対応ということでしょうね。  吉田:不整合が起こり、ログインできないとか..。  池村:天文計算では、66.184秒加えていたものが変化しないだけですから、暦計算方法としては、困らないと思います。    うるう秒調整は地球の自転速度の遅れを補正するもので、100年放置すると80秒くらい、太陽の南中が遅れるだけ    なので、30分1800秒狂うのに250年ほどかかります。暗いうちに昼の12時になるには2700年も先ですね。    閏秒挿入で困ると言うのは、コンピュータの対応ができないと、言っているわけです。    政治で決められることですし、我々天文ファンとしてはそんなに困らないと思います。    今後どうなるのか見守りましょう。  追記 本当に検討されており、実施しなくなるかもしれません。もし、そうなったら2018年から閏秒不実施という説もあるようです。    100年で1分程度ですから、2100年あたりに、閏分(うるうふん)を実施する。1分程度なら混乱は少ないと思いますが、    やはり、コンピュータの時刻設定同期作業が必要となりますね。 3.タウン情報誌「咲楽」(さくら)に掲載された名古屋市科学館の天文情報(池村)  2011年11月号に名古屋市科学館が作った天体関係の記事が掲載されていました。    4.2011/12/10の皆既月食について(長谷部)  1) 概要  前半は厚い雲に覆われ絶望的と思われたが、皆既ころから雲間が現れた。  しばらくすると完全に晴れ渡り、観測できた。  比較的明るい月食で、全天一明るい恒星の多い場所であったので、見栄えのする月食だった。  1週間前のご近所観望会参加者の中にも見た人があり、とてもきれいだったと喜ばれた。  2) 観測  皆既中はTLP(Transient Lunar Phenomena)検出に注力した。  後日の検証を可能にするため、ビデオ撮影しながらモニタ上で監視。  撮像カメラは惑星撮影に使用しているDFK21AU04で、面積が小さく全域をカバーできない。  部分になるので場所を次の理由で選定。  @ 温度変化の大きな所は可能性が高いのでは?。   満月に中央部の表面は100℃を超え、これが月食中は短時間に冷えると考えられる。  A 影響が出るとすると、最も遅くまで火山活動があった場所ではないか?   リヒテンベルグ付近が最も新しいとされている。アリスタルコスの東方。  B 衝突による発光の場合は軌道上の進行方向が確率が高いと思われる。  → コペルニクス〜ケプラー〜アリスタルコス中心の地域とした。  3) 結果  監視中は異常に気付かなかった。  ビデオの確認は時々行っているが、すぐ眠くなるなど、十分といえない。  4) その他  皆既の前後は通常の撮影。前半は曇ったため後半のみ。→添付写真  この画像をクリックすると実物大の画像表示となります。  先月例会で紹介の太陽を撮影した光学系で、Canon EOS kiss F 使用。  撮像範囲一杯にの画像。  皆既中は相模原市在住の長男が自宅ベランダで撮影したものをもらった。  X30倍ズーム付きコンパクトデジカメで、よく撮れたものです。  この画像をクリックすると実物大の画像表示となります。 5.InOMN (国際お月見)続報について(長谷部)  InOMN:International Observe the Moon Night  OAA総会でいただいた2件と長谷部の計3件をOAAホームページ掲示板の月面コーナに掲載中。  この3件は天界1月号に紹介し、会員による実施の報告を要請しました。  大阪府高槻市の茶木恵子さんから実施報告と写真を受け取りました。  原稿は池村さんが早速追加アップしていただきました。  小学校を会場に地元自治会との共同で行ってきて、既に4回目。  望遠鏡工作や講演会と15台の望遠鏡を使った大きな規模の観望会だそうです。  OAAのホームページ に掲載しましたので詳しくはこちらをご覧ください。 掲示板⇒ 2.月面⇒大阪府高槻市 茶木恵子   天界に続報記事を投稿しました。 6.1978年頃の金子功さんのお姿について(池村)  金子功さんは、初代名古屋支部長と言われる人です。  古い写真が出てきました。1978年頃、スライディングルーフの実物を見に行こうということで、愛知県御園へ出かけた  ときに撮影したものです。    7.星野写真の紹介(木村)  茶臼山高原道路内天狗棚駐車場で撮影した、バラ星雲です。  2011/12/23 22h09m56s〜22h17m26s exp1m*4  ε160(D160mm f530mm F3.3) iso6400 pentaxK-5  この画像をクリックすると実物大の画像表示となります。  2011/12/23 21h18m20s exp15s FA☆24mm F2(2.8)  iso1600 pentaxK-10D 茶臼山高原道路内天狗棚駐車場で撮影  この画像をクリックすると実物大の画像表示となります。  2011/12/23 21h41m08s exp15s FA☆24mm F2(2.8)  iso1600 pentaxK-10D 茶臼山高原道路内天狗棚駐車場で撮影  この画像をクリックすると実物大の画像表示となります。  2011/12/23 21h41m08s exp15s FA☆24mm F2(2.8)  iso1600 pentaxK-10D 茶臼山高原道路内天狗棚駐車場で撮影  この画像をクリックすると実物大の画像表示となります。  連続撮影したものを動画にしました。テレビに映し鑑賞しました。   音楽はピアノ演奏 みあーーーげてごらんーー。よるのーーほーーしをーー。  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  支部長  吉田孝次  メンバー 伊賀正夫、木村達也、長谷部孝男、池村俊彦、浅井香代、田中利彦、清野千代子、        滝 敏美、大倉正敏、水野義兼 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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