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東亜天文学会 名古屋支部 2012年07月14日(土) 例会模様
2012/7月例会報告(word)
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出席者 8名 吉田孝次、伊賀正夫、木村達也、長谷部孝男、浅井香代、清野千代子、小林美樹、池村俊彦
日時 2012年07月14日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第3集会室
議題
1.大阪市立科学館 カズさん の講演(9月30日豊川ジオスペース館にて)〜江戸時代の天文方(吉田)
9/15『天地明察』全国ロードショーもあわせてご覧ください。 天地明察 江戸時代の天文方 渋川晴海の活躍を映画にしたもの
豊川ジオスペース館では、このほか、7月29日に熊森さんの天文日記講演、天体観望会を行う予定です。
映画のパンフ
2.金環日食観測地(茶臼山高原道路天狗平駐車場)の様子 後報 (木村)
2012年5月21日の金環日食撮影は、茶臼山高原道路天狗平駐車場で行いました。私以外の多くの観測者もここで
設営していました。そのときの様子の写真です。
私はこの3台をセットし2台を自動撮影で撮りまくり。手鏡で簡単に形が。 集まった人々。私の無メッキ反射鏡をセルの裏から見るとこのように。
3.携帯電話のカメラ用望遠鏡アダプター(長谷部)
ご近所観望会などで、携帯電話のカメラで気軽に望遠鏡で月を撮影できるように、携帯電話専用のカメラアダプターを
作ってみました。これで撮影してみた月がこれです。 アイピース:E32mm
他の携帯電話でもこのとおり。バッチリ装着できました。
4.閏秒、金星、水星の写真(伊賀)
(1)2012年7月1日午前9時直前の閏秒を撮影しました。
2012年07月01日08時59分59秒の次に「08時59分60秒」が挿入されました。
写真は、独立行政法人 情報通信研究機構の「大型文字表示」PC画面を、デジカメで連射で撮影しました。
59分60秒の表示は3枚に写っており、その内の1枚です。
(2)6月10日朝、太陽面通過の4日後の金星を撮影しました。
望遠鏡(Mewlon210:公称焦点距離2,415mm)にバーローレンズ(3倍または2倍)とWebカメラ(ToUcamProII)をセットし、
キャプチャーソフトSharpCapで撮影しました。惑星を撮影後視野から惑星を追い出し青空を約10秒間撮影しダーク補正してあります。
2012/06/10T07:04:04から07:07:24までの1612framesをスタック
露光時間 1/2048秒 25frames/sec 合成焦点距離=約8,980mm
視直径57.29秒 位相:輝面比=0.00569 光度-3.87mag 太陽離角06度10分
2012/06/10T07:35:24まで90秒間、1325framesをスタック
露光時間 1/2048秒 25frames/sec 合成焦点距離=約5,240mm
(3)7月10日夕方の水星を撮影しました。
東方最大離隔(離角25度45分)の6日後の水星
望遠鏡(Mewlon210:公称焦点距離2,415mm)にバーローレンズ(3倍または2倍)とWebカメラ(ToUcamProII)をセットし、
キャプチャーソフトSharpCapで撮影しました。惑星を撮影後視野から惑星を追い出し青空を約10秒間撮影しダーク補正してあります。
2012/07/10T17:08:30から17:11:52まで、3338frameをスタック
露光時間 1/256秒 25frames/sec 合成焦点距離=約8,980mm
視直径 9.30秒 位相28.028%、光度 +1.07等、太陽離角24度14分
これまでで最も鮮明に撮れました。
5.入門用望遠鏡について(伊賀)
購入して組み立ててみました。振るとカタカタ音がしますが、影響は無いようです。
星の手帖社 組立天体望遠鏡
対物レンズ: 口径 40mm 1群2枚アクロマート(光学ガラス製) 焦点距離 273mm
接眼レンズ: 3群3枚(プラスチック製)
焦点距離 18.2mm
倍率 15倍(固定)まだ天体を見ていませんが地上の風景はよく見えます。
見かけ視界 33度
実視界 2.2度
鏡筒 エンジニアリングプラスチック製
入手時の価格 1580円
6.10月の「西ふれあいまつり」について
写真のサイズや題材について打ち合わせしました。
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支部長 吉田孝次
メンバー 伊賀正夫、木村達也、長谷部孝男、浅井香代、清野千代子、小林美樹、
池村俊彦、田中利彦、滝 敏美、大倉正敏、水野義兼
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