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東亜天文学会 名古屋支部 2013年03月09日(土) 例会模様
2013/03月例会報告(word)
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出席者８名　吉田孝次、伊賀正夫、木村達也、長谷部孝男、浅井香代、小林美樹、貞永幸代、池村俊彦
日時　　2013年03月09日(土)　例会14:00〜16:30
場所　　名古屋市　西生涯学習センター 第３集会室
議題　　
1.新規参加希望の方がありましたので、自己紹介を行いました。
　吉田　豊川市　東亜天文学の紹介、流星をやっています。
　池村　天白区　惑星をやっています。ホームページを担当しています。
　長谷部　春日井市　月面課長として月面に取り組んでいます。
　伊賀　岡崎市　何でもやっています。このごろは太陽面撮影もやります。
　浅井　西区　天文に興味があり、参加しています。
　木村　何でも、星雲星団、流星撮影などをやっています。
　小林　昨年11月14日には皆既日食を見に、オーストラリアに言ってきました。
　貞永　西区　　池谷・関彗星の時代から天文に興味を持っていました。東亜天文学会、日本天文学界などの存在は知っていましたが、
　　　　今まで参加する機会がありませんでした。たまたま、ネットで西生涯学習センターで東亜天文学会 名古屋支部が例会
　　　　をやっていることを知り、参加してみました。よろしくお願いします。
　

2.2013/02/16 地球に接近した小惑星2012DA14を撮ったぞ(多数)
　木村さんがDVDビデオ動画にしたものを鑑賞しました。(木村、池村)
  動画.wmv
   

　2012DA14の10秒間移動量を比較してみました。(伊賀)
  aは最接近時、cは空が明るくなった時、bはaとcの中間時です。遠ざかるにつれて移動量が小さくなったことがはっきりとわかりました。
　　

3.2013年の東亜天文学会名古屋支部の活動について。(吉田)
  2013年2月24日NPO法人としての東亜天文学会総会と、理事会のなかで、2013年のNPOとしての活動について企画担当の立場で提案しました。
  名古屋支部として、この提案に沿った計画を提案しました。
　年間３回程度例会直前にセミナーをやりましょう。
　・４月１３日(土)　今年の天文現象
　・７月１３日(土)　ペルセウス流星群を見よう　
　・１１月９日(土)　明るい彗星を見よう
　やり方、進め方については、吉田支部長の構想に基づき、皆で協力することとします。
　(１０月２６日(土)〜２７日(日)(予想)ふれあいまつり)は前回のようにできるのでしょうか。)
　

4.１月しぶんぎ流星の画像から(木村)
　奇妙な点線の人工衛星らしきものが写っているのを見つけました。
  

  

5.隕石に関する論文紹介。(長谷部)
  クレーた生成の経過をアニメーションにしてみたいと、時刻毎のシミュレーション研究を探し、見つけた論文を訳しかけていました。
　ロシアに落下した隕石騒ぎで、一部TVでなどで途中で分裂をするのは、大気への侵入角度が小さい場合の希な現象とコメントされてい
　ました。論文記述とはちょっと異なるので紹介します。
　この論文は鉱物学、地球化学、岩石学に関する隔月刊国際雑誌「ELEMENTS」誌2012年2月号の25-30ページに掲載されたものです。

　この論文では、大気影響についても記載しており、条件によって通過途中で変形・摩耗され、分裂される。破片は地表に到達するかも
　しれないが十分減速した後である、と述べている。
　この影響に関する条件として、・速度：小惑星帯からの侵入してくる平均的な速度18km/sec・大気条件：地球では石質隕石の場合は直径
　約60m以上、鉄隕石の場合は約20m以上で、この影響が無くなる、つまり　このサイズより小さい場合はクレータを作るような衝突になら
　ず分裂すると言う、つまり、侵入角度が低い場合とは言っていない。

　後段では化学的考察がなされ、一時クレータを形成する直前の瞬時高温・高圧で発生する蒸発噴煙が急速に減圧する際の、揮発成分減少、
　特にリンの減少は長鎖リン酸エステルを作る反応となって、生命の起源を演じた可能性を述べています。

　専門的な論文を読むことが少なく、用語に関し　この分野の慣習的に適切でないことがあるかもしれません。((?))は自分の理解を超えた
　内容で、文意が正しいか、若干不安な箇所です。
　誤りをご指摘いただければありがたいです。[]内は原文で使われている術語を記しました。人名・文献の参照はそのまま原文で記しました。
　衝突クレータ生成プロセス.doc

6.本日の添付参考資料
　
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　支部長　  吉田孝次  
　メンバー　伊賀正夫、木村達也、長谷部孝男、浅井香代、清野千代子、小林美樹、　
　　　　　　貞永幸代、田中利彦、池村俊彦
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