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NPO法人東亜天文学会 名古屋支部 2013年08月10日(土) 例会模様
2013/08月例会報告(word)
出席者 7名 吉田孝次、伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、小林美樹、木村達也
日時 2013年08月10日(土) 例会14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第二集会室
議題
1.今年の「ふれあいまつり」会員専用会員内連絡用(会計報告)から見てください。
2.ミニ天文講演会 11月
アイソン彗星・月の話
3.ペルセウス流星群の近況(吉田)
今年もめぐってきました。
4.「はやぶさ」講演会・・・(長谷部)
JAXA 川口 シニアフェロー講演会
在住の春日井市 市制70周年記念事業の一つで、事前申し込み1000名の参加。
発射からイトカワ到着、帰還までの経過や、技術的な事故内容などは知っていることが多かったが、
印象に残った項目としては;
@ なぜこのようなことがやり遂げられたか、とよく聞かれる。答えとして、自分たちの文化が
関わっていたと思う。それは、できない理由を揚げて否定するのではなく、こうすればできるの
ではないか?ということを考え、実践してしまうというもの。
A 常に世界初を目指す。それが元気のモト。ハヤブサ2は炭素質小惑星の被曝されていない地下
土壌の採取・回収を目指す。炭素質小惑星は生命起源に関わると考えられている。
5.惑星地質学序説(長谷部)
佐藤 健氏からの頂き物
@ BAA、ALPOの月面関連情報
A 小森長生氏の著作「惑星地質学序説」
太陽系全体としてみた時にクレータをはじめとする円形地形の衝突(隕石)説が必ずしも納得
いかない。衝突クレータもある事は認めた上で、クレータによっては火山はじめ内因説から説明を
試みる力作。衝突説全盛の今日、必ずしもそうでないのではないか と述べられている。
6.15cm反射の赤道儀化と観望会予定(長谷部)
@ 観望会では、30cmドブ赤(電動)、15cm水平微動なし経緯台(コメットシーカとして
製作)、8cm反射(カメラ用三脚)、4cm手動屈折赤道儀(先月紹介)を使っていた。
A 写真撮影を始めたら、待ち時間が増えたので、15cmも赤道儀化を計画。
B 安価に製作できる方法として、実績のある30cmと同様のドブ赤タイプに決定。
30cmでは、重心位置と旋回中心との関係が悪かったので、今回はこれを中心に検討。旋回軸
の径は380mmと大きくなったが、鏡筒が小型であるだけ運転時間は1時間以上確保できそう。
前日夜までに電動化、速度確認までできた。8/11に予定の観望会では未塗装のまま使う予定。
7.いにしえのポータブル赤道儀考(吉田)
ポータブル赤道儀の製作記から。
市販のポータブル赤道儀を改造してクーデ式赤道儀を作ってしまった人もいます。
8.その他いろいろ(伊賀)
@山梨の七夕まつりの七夕飾り
A夏、太陽撮影でG12の連写速度が極端に落ちるため、バリアングル液晶を開けたとこ
ろに小さな冷却材をあてて冷やしたところ連写速度が上がりました。
CMOS冷却用ジェル
B7月の透明度が非常に良かった夜に撮った写真です。
ISO800、1分露出、20コマの加算合成です。
Cその他
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支部長 吉田孝次
メンバー 伊賀正夫、木村達也、長谷部孝男、浅井香代、清野千代子、小林美樹、
貞永幸代、田中利彦、池村俊彦
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