名古屋支部 HOMEへ戻る
東亜天文学会 名古屋支部 2015年12月12日(土) 例会・忘年会
2015/12月例会報告(word)
例会模様
出席者 7名 吉田孝次、伊賀正夫、長谷部孝男、浅井香代、貞永幸代、中谷仁、木村達也
日時 2015年12月12日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第三集会室
主な話題:
1. 極軸誤差の見える化 (伊賀)
赤道儀の極軸セットとその据付誤差を求める方法の解説です。 カーチス法の解説で天の北極付近星野写真から据付誤差
を求めるやり方で、リック天文台のクロスレイ望遠鏡は見かけの極に対し角度の5秒の据付誤差なのだそうです。 南天星
と北東天星から誤差を求める方法は、木村が高橋90S赤道儀の極軸望遠鏡の「目印リング」調整で行ったことがあります。
現在ではカーチスさんの考案した時代と違ってデジカメが使えるので南天星と北東天星でより早くセットできるようになり
ました。ニコン旧8cm赤道儀は極軸が固定されているので極軸のセットがやりにくかったのですが、伊賀さんは三脚を載せる
三角の台を自作してその台に角度調整用のボルトが付けてあり、方位はその台ごと回すそうです。 吉田さんは自宅の庭から
北極星が見えないので天の赤道付近の東西の恒星を使って極軸をセットしシートをかぶせてあるそうです。
2. 月面XとA (伊賀)
2016年の月面XとAの予報です。 一瞬の現象ではないのですが地平線下では見えないので、2016年の初見は2/15でしょうか?
3. 変光星光度曲線の見かた (中谷)
VSOLJ(日本変光星観測者連盟)のHPから変光星の観測報告から作られた光度曲線を用いてのグラフの見かたの解説です。
中谷さんの解説内容
観測方法・観測条件・観測者の個性でかなり幅のある結果になっています。
4. かぐや(春山先生の話) (長谷部)
中日文化センター 講座 第三回受講です。 三回めは月面の水の存在から「かぐや」の見つけた穴の成因やこれからの観測の
話です。
5. 11/24のロケット雲 (吉田)
11/24のロケット雲?の話題。 当日打ち上げられたHUAの言われていますが、打ち上げから1時間30分ほどたっていますので
どうでしょうか。
6. 写してみました (伊賀・浅井)
岡崎の自宅観測小屋からのM27・57です。 ミューロン210の直焦点です(伊賀)
ミューロン210で写したM27 撮影日 2015/10/03
ミューロン210で写したM57 撮影日 2015/07/21
いわゆるコンパクトデジカメでズームテレ端での撮影です。 ブレもなく写っています。(浅井)
浅井さんのコンパクトデジタルカメラで写した月 撮影日 2015/11/26
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
18時から「志の島」で忘年会を行ないました。 天文の話題に限らず天文以外の趣味などは、伊賀さんと中谷さんのアマチュア
無線(二人共アマチュア一級)の話で二人共ども盛り上がっていました。 大変楽しく22時近くまでの宴でした。
ところで「きょうほの改革」ってなんだ!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
支部長 吉田孝次
メンバー 伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、小林 美樹、
木村達也、堀洋子、清野千代子、池村俊彦
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
OAA名古屋 HOME