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東亜天文学会 名古屋支部 2016年03月12日(土) 例会模様
2016/03月例会報告(word)
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出席者12名 吉田孝次、金子芳江、近藤秀人、加藤真司、井清司、伊賀正夫、長谷部孝男、中谷仁、浅井香代、貞永幸代、小林美樹、木村達也
日時 2016年03月12日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第二集会室
主な話題:
1. 自己紹介
今回は名古屋支部の初代支部長、故金子功氏の夫人、金子芳江さんが名古屋例会に参加されましたので自己紹介をしました。
吉田 現支部長(四代目)を勤めています。 流星を中心に活動しております。 定年退職を機会に好きな写真に力をいれスナップ
・風景など撮っています。
長谷部 春日井市に住んでいます。 現在月面課長をやっています。 木星等を中心に観測していますが、今国内に数十人の方が熱
心に観測しており少々気後れしています。 ご近所観望会を等を行っていますが、先月小林さんの紹介で「名古屋はれー倶楽
部」の方々に望遠鏡の話をしました。
伊賀 豊橋生まれで現在岡崎に住んでいます。 金子功先生が制作された赤道儀が高校(時習館)にありました。
毎日太陽をとっています。
金子功さんについての調査結果を発表される伊賀さん
浅井 いつも見学者の様な立場で出席しておりますが、楽しくてこの頃はコンパクトデジカメの望遠側で月を撮っています。
木村 星雲・星団・彗星等を撮っています。 昨年10/12に小惑星(4717)Kanekoを撮っています。(2015年11月例会報告参照)
金子さんの名前の付いた小惑星の写真贈呈式(木村さん)
中谷 変光星課の幹事をやっています。 高校の地学部では変光星以外(!) の事はすべてやりました。
大学から変光星観測をはじめました。
貞永 3年ほど前から参加しております。 若い時に星に興味が持ちましたが結婚等に追われていました。 落ち着いてきた時、
地元でこの例会が開かれていることを知って参加しています。
金子 地元で文化財の解説をしていました。解説していることからスカウトされたのでしょうか。 豊橋にきて夜駅から帰って
いく時など、星の話をしてくれました。豊橋(向山天文台)でプラネタリウムの解説をしていました。 金子式プラネタリウ
ムは私がトタンを4枚重ねてドリルで穴を開けていました。
金子さん
当時の想いでを熱く語られる金子さん
金子天文台の望遠鏡について説明される金子さん
近藤 現在写真の仕事をしています。 小学生の頃天文に興味をもちまして、中学生の時にミザールのH−100を手に入れました。
ヤフオクで望遠鏡を入手して現在、部屋に望遠鏡が溢れています。
加藤 双眼鏡で星を見ていました。 岩手の大学で天文部に入っていまして、子供に星を見せようといろいろやっています。
井 名古屋に引っ越してたぐらいの時に、金子さんの話を聞きに行っていました。月と太陽を撮っています。
2. 金子天文台 (近藤)
金子功先生のご逝去後天文台の維持がだんだん難しくなってきた上、旧自宅が耐震対策のため取り壊すことになりました。
旧自宅に置いてあった資料・書籍は一万冊を超える量で、天文台にゆかりのある方に協力してもらいダンボール箱に詰めて人海戦術で
運び出し他所に移しました。
プラネタリウムは使われていなくなっており、2010年3月名古屋市科学館が調査に来て12月1日名古屋市科学館へ移送されました。
現在科学館の天文展示室で科学館で以前使用していた、カール・ツァイス製プラネタリウムを従えて展示してあります。
観測室とその中にあった機器は最悪スクラップも仕方がないと考えていましたが国立天文台の方のご尽力で国立天文台へ移送・保存さ
れることになりました。
2014年7月5月に6tonクレーン車を用いての運び出しは専門業者らしくテキパキとした作業でした。
現在、望遠鏡・カメラ・各種機器は国立天文台三鷹キャンパスの太陽塔望遠鏡(アインシュタイン塔)の地下室で保存されています。
ただ移送前に付けておいた説明文の多くが輸送の際取れてしまったようで残念です。
近藤さんが報告する金子天文台の追加説明される金子夫人
質疑の様子
二次会風景
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支部長 吉田孝次
メンバー 伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、小林 美樹、
木村達也、堀洋子、清野千代子、池村俊彦
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