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東亜天文学会 名古屋支部 2017年11月11日(土) 例会模様
2017/11月例会報告(word)
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出席者 7名 吉田孝次、伊賀正夫、長谷部孝男、貞永幸代、浅井香代、小林美樹、木村達也
日時 2017年11月11日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第三集会室
主な話題:
1.天文ミニ講座10/28(長谷部)
愛知教育大学天文台第123回一般公開天文ミニ講座の紹介です。ブラックホール(BH)は
その存在が予想され、重力波の観測などから存在の信憑性が高まっていますが、直接的に
は観測されていません。現在、各種方法で直接観測が試みられています。偶然ですが
前日NHKラジオ第一の番組「すっぴん」のインタビューで国立天文台水沢VLBI観測所所長
の本間希樹先生が出演され、現在サブミリ波による観測のデーター解析を行っており、来年
年明けにも結果が出そうです。
2.月面のターミネイタ撮影(長谷部)
名古屋大学諸田助教から
・月面クレーターの直径と、単位面積あたりの数密度には明確な関係がありますが、一部に
飽和したような様子があり溶岩流やクレーターの放出物に覆われて、以前の小さなクレー
ターが消されたと解釈されています。
この場合、溶岩流の湧出やエジェクタを放出したクレーターの衝突年代を推定できます。
溶岩流のフロントは「雨の海」で見つかっていますが、「嵐の太洋」では見つかっておら
ず、光が斜めに当たっている写真の撮影に期待します。 と言われて撮影を継続している
がなかなか期待に応えたものがないが、最近撮影したものを紹介します。
月面の空洞新聞記事 (掲載不可)
3.伊能忠敬と名古屋(3)(伊賀)
先月・先々月からの続きです。熱田宿から名古屋城下に一旦入ったあとまた熱田に戻って、
当時の海岸線に沿って現在のR23(名四国道)あたりを西に行き、飛島村役場付近から北西に
向かい名鉄尾西線近くを通り愛西市に至っています。
4.CCDLimitingMagnitude(伊賀)
出典『CloudyNights』May212005
限界等級の考察です。『CloudyNights』May212005では星像サイズは2秒角となっておりよく見かける
「撮像面で○μm」ではないので焦点距離は関係しません。
5.写してみました・他(伊賀)
・TCPJ05074264+2447555
・M57
・月面A
2018MoonXMoonA.pdf
2018年の月面Xと月面Aの予報です。
6.2017東亜天文学会福島年会報告(吉田)
去る10/28-29に福島で開催された年会の撮影された画像を見ながらの報告です。現在OAA顧問をされて
いる関勉氏の彗星発見の話題で、コミック誌の「少年サンデー」で「関勉物語」として連載されていた
事は、彗星発見が当時の子供達に大きなインパクトがあったと思われます。
7. 資料配布 (小林)
10月17日に発表された「中性子星合体からの重力波初検出と重力波天体が放つ光の初観測」について
論文を翻訳してみました。
8.その他写真
木村さん
貞永さん
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支部長 吉田孝次
メンバー 伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、小林 美樹、
木村達也、中谷仁
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