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東亜天文学会 名古屋支部 2018年11月03日(土) 例会模様
2018/11月例会報告(word)
出席者6名:長谷部孝男、伊賀正夫、今枝優、貞永幸代、浅井香代、木村達也
日時 2018年11月03日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第三集会室
主な話題:
1.写してみました(伊賀)
@内合の金星2018/10/12 10:40:01(JST)3069フレーム
A天王星・海王星・6等星 2018/10/27 6等星はシンチレーションの大きさの様子を見るため。
B小惑星(944)ヒダルゴ 2018/10/24 25:53:00〜26:15:10(JST) exp30s*20
C小惑星(4351)信久2018/11/01 20:51:40〜21:12:10(JST) exp30s*20 愛知県西尾市吉良の小島信久氏の名が付いた星です。
2.朝・昼・晩の区別(伊賀)
「岡崎藩御用手控」(著者田中甚右衛門宗直)に書かれている江戸時代の一日の区分です。
3.敦煌木簡(伊賀)
西生涯学習センターの事務所側の壁に書道「敦煌出土木簡」作者伊藤みち子さんの作品が掲げられていました。
その中の玉門関(ぎょくもんかん)は現在の中国敦煌市の北西約90Kmにかつて建設されたシルクロードの重要で堅固な
関所の一つです。
4.表から黄道日心座標を求める(伊賀)
現代天文学講座「天文計算セミナー」著・堀源一郎.。表からの惑星位置の計算です。
1986年のハレー彗星近日点通過時の木星の位置計算で赤経で+0.8m、赤緯で+3'.3、地心距離で-0.0087auの誤差でした。
5.新周期彗星P/2018L4(PANSATARRS)の軌道について(今枝)
2018年6月8日に撮影された画像から発見された新周期彗星です。昇交点の日心距離r(Ω)=5.67auは木星の軌道長半径
(a=5.20au)の値に近いので木星への接近をしらべてみました。次の次の回帰の時、木星に0.2au程度まで接近するようです。
6.岐阜かかみが原航空宇宙博物館(長谷部)
「平成30年度特別企画展空宙博(そらはく)はやぶさ2」を10月27日に見てきました。初代はやぶさ採取のイトカワ微粒子
やアエンデ隕石の実物、はやぶさ2や希望の実物大模型、衝突装置(インパクター)爆薬部などが展示されていました。
インパクターの開発関係者によるミニ講習会&パネルディスカッションもありました。
7.月面の火成活動の論文(長谷部)
「月の蛇行リルの起源、プリンツ・リル形成時の侵食率における溶岩成分のモデル化」の翻訳から重力の低い月面では
メカ的な侵食より、熱的な侵食の方が支配的と考えられているそうです。
8.天王星の円盤像(長谷部)
先月の例会で天王星の円盤像の話が有り10月20日に28cmSCTにて倍率によって円盤像が確認できるか、Or25、12.5、9、7
でテストしました。Or25(112倍)では多分恒星とは違う、Or12.5(224倍)では確実に円盤像と判りました。もう少し小口径
ではどうか、15cmで調査したい。
9.その他
木村さん
貞永さん
今枝さん
長谷部さん
今枝さん 伊賀さん
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支部長 吉田孝次
メンバー 伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、
木村達也、小林 美樹、 中谷仁、今枝優
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