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東亜天文学会 名古屋支部 2019年03月09日(土) 例会模様
2019/03月例会報告(word)
出席者 7名 伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、木村達也、小林 美樹 今枝優
日時 2019年03月09日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第三集会室
1. 撮してみました (伊賀)
(6478)Gault 2019/02/26 尾があると話題の小惑星です。
水星 2019/03/01
2. 「名陽見聞図會」の日月食記事 (伊賀)
「名陽見聞図會」の1833年の3つの日月食記事の紹介です。 7月17日(グレゴリオ暦)の日食は京都で50%ほど
欠けたようです。
3. 五節句 (伊賀)
七草の節句(1/7)、桃の節句(3/3)、端午の節句(5/5)、七夕(7/7)、菊の節句(9/9)の解説です。
4. ユリウス通日の計算 (伊賀)
ユリウス暦、グレゴリオ暦からユリウス通日を計算する式です。 ユリウス通日がわかれば、曜日・十干・
十二支・二十八宿・月齢計算できます。
5. 司天師の饅頭笠 (伊賀)
饅頭笠の表に太陽と月、内側に二十八宿が描かれています。 司天師は愛知県豊橋市の「安久美神戸神明社」
の祭礼、天下の奇祭「鬼祭」で1人が太陽のもう1人が月の笠をかぶります。
6. 旧暦月の十二支 (伊賀)
旧暦の12ヶ月に十二支を配当した解説です。 旧暦一月は子から始まらなくて、寅から始まります。
7. がまキューブ (伊賀)
2018年10月29日に種子島からH2Aロケットで打ち上げられたAUT Cube2は3月7日のニュースで電子回路の故障
があったようです。 高輝度LEDで地上から見えるはずでしたので残念です。
8. 三菱自動車(岡崎)のプラネタリウム (伊賀)
大平技研の「MEGASTAR」シリーズの新たな機種を開発し、三菱自動車工業の名古屋製作所岡崎工場に2015年12月
に納入しました。 直径6mの遊牧民の移動式住居ゲルを模したドームに収められております。
9. 書籍紹介 (伊賀)
中村士著『古代の星空を読み解く』東京大学出版会(2018年)
キトラ古墳天文図などの星の観測年代の求め方についての解説書。
ジョン・ファレル著吉田三千代訳『ビッグバンの父の真実』日経PB社(2006年)
ジョルジュ・ルメートルの物語です。
10. パンスターズ新周期彗星(P/2019A7、P/2019A8)について (今枝)
2019月1月8日(UT)にA7、2019年1月11日(UT)にA8が発見された2つのパンスター(PANSTARRS)彗星の軌道です。
A7は周期5.69年、A8は周期5.4年で2つとも短周期彗星と呼ばれるもので、火星と木星の間を回る小惑星のような軌道です。
11. 溶岩流観測について (長谷部)
観測要請記事を「天界」3月号に掲載。 2回目の挿図の修正と、3回目原稿を2月28日に投稿しました。
12. 月面L,O,V,E,について (長谷部)
愛媛支部の竹尾氏からのメールで、見られるタイミングに関する相談と観測の要請がありました。 LとEが見える
タイミングが難しく、次回は4月12日になるがLがかなり開いた状態と予想します。
13. 33cmドブソニアン鏡筒の改良 (長谷部)
車載時に短縮し、使用時に延長する構造を計画。 主鏡セル部と斜鏡・接眼部をを分割し短縮できる構造で鏡筒部は
一応完成。 運搬時の主鏡保護カバーを作成しました。
14. 木曽観測所訪問 (小林)
2月24日に木曽観測所を見学してきました。 望遠鏡と広視野CMOSカメラ「Tomo-e Gozen」、以前に撮影した乾板、
今はあまり使われていないようですが工作室などを見てきました。 一般の人を対象にした観望会も考えているとのことですが、研究者の観測の支障にならないよう工夫する必要が有ります。
15.その他の写真
貞永さん
伊賀さん
木村さん
小林さん貞永さん
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支部長 吉田孝次
メンバー 伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、小林 美樹、
木村達也、中谷仁、今枝優
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