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東亜天文学会 名古屋支部 2019年08月10日(土) 例会模様
2019/08月例会報告(word)
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出席者 5名、伊賀正夫、長谷部孝男、浅井香代、小林美樹、木村達也
日時 2019年08月10日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第一集会室
1. 壬申月食 (伊賀)
甲骨文字で書かれた月食の解説です。この月食の起きた日時の推定は、研究者により140年程の開きがあります。
2. 時刻と天文単位の表記について(伊賀)
日付と時刻の表記は国際規格(ISO8601)で決められていて、起点・曜日・時刻の表示・ タイムゾーン指定子・
協定世界時(UTC)・UTC以外のタイムゾーン(時間帯)・期間など細かく決められています。
2012年8月の第28回IAU総会決議B2[2]で次のように推奨されています。天文単位は正確に149597870700 mとし
従来の±3mの誤差はなくなり、天文単位の記号は[au](小文字)のみ用いるとのことです。
伊賀
3. 新星 PNV J06095740+1212295 の発見について (伊賀)
2019年8月8日(日本時)に香川県の藤川繁久氏が9.4等の新星候補天体を発見されました。
位置はオリオン座の振り上げた右腕です。
4. 撮ってみました。(伊賀・長谷部)
(1)水星2019年8月8日日の出1時間弱後の撮影です。
(2)木星2019年8月8日
(3)土星2019年8月8日
(4)太陽黒点2019年8月6日水星の視直径ほどです。(以上伊賀)
(5)月面LOVE 2019年8月8日「L」が「へ」のようになっています(長谷部)
長谷部、月
5. 木星面閃光の話題(長谷部)
2019年8月7日04h07m(UTC)に米国テキサス州のE.Chappel氏によって20cmシュミカセで撮影された、継続時間7〜8秒
の木星面閃光と思われるものです。
6. イトカワとリュウグウ(長谷部)
去る7月15日に岐阜県多治見市の「バロー文化ホール」にJAXA宇宙科学研究所の矢野創 助教をお迎えしての市民学術
講演会に行ってきました。
7. 篠木四ツ谷地区社会福祉協議会(愛知県春日井市)主催「夏の星の観察会」(長谷部)
本日8月10/11日に地区社協主催で「夏の星の観察会」を実施予定です。 曇・雨天対応として「はやぶさ2」の話題も
用意しています。 今日はこの観望会のため例会は早めに失礼します。
8. 諸田先生のこと(長谷部)
5月から東京大学に異動されたが、単身赴任で週末は春日井に戻っておられるとのことです。「天界」への投稿を
お願いしているが、まだ明確な返事はいただけていません。
9. 地球接近小惑星 2019 OK (小林)
日本時間で去る7月25日午前10時頃に地球から7万Km程の距離を小惑星2019 OKが通過していきました。軌道から
アポロ型と呼ばれるものですが、アポロ型はもともとメインベルト帯の小惑星が惑星の引力による摂動で現在の
軌道に変化したものでしょうか。
10. 天体撮影の極限等級の計算式(木村)
以前から伊賀さんと話していたんですが、天体撮影での極限等級の計算式は
mp=ms+ 5logf-2.5logδb-23.1
mp:極限等級 ms:空の明るさ f:焦点距離(mm) δb:星像の大きさ(mm)
がネットなどでよく見られますが、2.5logδbの係数が2.5でなく5では
ないかと考えていますがどうでしょうか。
11.そのほかの写真
浅井さん
木村さん
木村さん
伊賀さん
伊賀さん
小林さん
小林さん
小林さん
小林さん、伊賀さん
小林さん、伊賀さん
伊賀さん、木村さん
木村さん、小林さん
木村さん、小林さん、伊賀さん
木村さん、小林さん、伊賀さん
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支部長 吉田孝次
メンバー 伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、小林 美樹、
木村達也、中谷仁、今枝優
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