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東亜天文学会 吊古屋支部 2020年07月11日(土) 例会模様
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出席者 7吊 吉田孝次、長谷部孝男、木村達也、今枝優、貞永幸代、浅井香代、土合加津代
日時 2020年07月11日(土) 14:00~16:30
場所 吊古屋市 西生涯学習センター 第一集会室
主な話題
1. 「部分日食《観望会 (長谷部)
久々の天体ショーなので、観望会を企画しました。当日は午後から急速に雲が厚くなり、肉眼や一般のサングラスでは眩しく、
日食メガネでは見えないという困った状況で、急遽、菓子袋のアルミ袋で代用して「ぼんやりした欠け《を観察しました。
準備した器材としては;
① 8cm反射+Baader Planetarium製フィルター。 フィルターサイズが8cmで、15cm用赤道儀を一部改造して搭載
② 2.5cm双眼鏡+フィルター+簡易赤道儀。 筒先に遮光板を追加
③ 100円均一の老眼鏡(+1.0:FL=1m)を用いた投影機
④ うちわ型日食めがね
当日は午後急速に雲が厚くなり、肉眼や一般のサングラスでは眩しく、日食メガネでは見えないという困った状況。
急遽、菓子袋のアルミ箔で代用して「ぼんやりした欠け《を観察した。
⑤ 菓子袋アルミフィルター 2020年6月21日17時07分
カメラは用意しておらず、スマホで試みたが、自動撮影ではピントや露光が意図通りにならず、うまく写らなかった。
器材の① ②改造以外は、いずれも2012年の金環日食、2019年1月6日の部分日食時に製作したもの。
投影機用簡易赤道儀には雲台が無く、揺動範囲が135°程度で、朝6時から午後3時位までしか追尾できない仕様だったので、今回は
手で支持とした。
⑥ 昨年の老眼鏡投影機での投影太陽像
通りがかりの人1吊と近所の親子に菓子袋で見てもらったのみで、まったく盛り上がり無し。
2.中日新聞に掲載された天文記事 (長谷部)
2020/06/13の例会以降、今日までに次の記事がありました。
⑴ 日食関連(予報と雲越しの日食写真)
⑵ 宇宙ごみをレーザーで除去する計画の解説
⑶ 神岡の素粒子研究紹介施設カミオカラボの案内
⑷ 7月2日の火球と解説
3. 最近発見された彗星の軌道要素 (今枝)
前回例会(2020/06)からの続きです。 11個の彗星がありました。
4. C/2020 F3 (NEOWISE) (今枝)
現在明け方の北東の低空に見えているはずですが、残念ながら天候が悪くこの地方からは見えていません。
7月中旬以降、西の空に3等級の明るさで見えてきます。
5. 二重星の観望 (今枝)
梅雨の晴れ間、見やすい星を気楽に眺めました。
6. 工夫して撮ってみました (吉田)
⑴ 西天のC/2020 F8 (SWAN) 彗星
⑵ 春のしし座
最近のデジタルカメラはかなり低ノイズ化しました。 短時間露光で撮影した画像のトーンカーブをノイズの部分
を残して、他を立ち上げて写っている星を明瞭化しました。
7.その他
今枝さんが田縣神社からの封書を持ってこられました。 使われていた切手はM57リング星雲がデザインされたオシャレ
なものでした。
8.その他の写真
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支部長 吉田孝次
メンバー 伊賀正夫、浅井香代、長谷部孝男、貞永幸代、小林 美樹、
木村達也、中谷仁、今枝優、土合加津代
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