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東亜天文学会 名古屋支部 2023年06月10日(土) 例会模様
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日時 : 2023年06月10日(土) 14:00〜16:30
場所 : 名古屋市 西生涯学習センター第三集会室
参加者:木村達也、伊賀正夫、吉田孝次、今枝優、小林美樹、貞永幸代、長谷部孝男(7名、内会員5名)
主な話題:
1. 話題いろいろ (今枝)
mi202306.docx
(1) 最近発見された彗星の軌道要素
(2) P/2010 VH95(Catalina)の木星接近時の天球上の位置
2020年2月20日ころ木星に0.2auまで接近し、 2017年観測時に得られた軌道から2023年の軌道へ徐々に変化していったと考えられ、
天球上いて座付近に 木星と二つの軌道を元にした移動図を重ねて描画しました。
木星の重力の影響を受けた様子が想像できます。
2. 話題いろいろ (長谷部)
(1) 軌道図の解釈
先月の伊賀さんの楕円軌道の見え方解説をお聞きし、今枝さんの資料中C/2023 A3 の軌道が想像できました。
近日点がプロットされているとより想像しやすいと報告しましたら、今月の軌道図には早速反映していただけました。
(2) 中日新聞の天文関係記事
合計16件ありました。
(3) ネット上の気になる記事
(1) 6cm屈折望遠鏡で撮影したメシエ天体
塩屋天体観測所雑記帳の2000年1月1日分
ミニボーグ60ED+AP赤道儀で 3.6×2.4°で一定写野で比較しやすい画像にまとめられていました。
全メシエ天体がカバーされた力作ですし、それぞれどのように見えるかおよそ直感的に判りやすい写真です。
(2) 月面上の「漫画の海」の提案 Ayat鶴さんの記事
雲の海〜湿りの海〜島の海付近を黒猫・スヌーピー・くまに見立てています。
長谷部の撮影した画像でもトーン調整したら良く判りました。
眼視でも確認してまた報告したいです。
3. 日本天文教育普及研究会の情報 (吉田)
福井市自然史博物館で開催され、ネット参加したかったができなかった。
アマチュア観測者中心のOAAのメンバーが高齢化しているのに対し、
若い人が多く交流ができればよいと思っています。
太陽系が銀河の腕を通過することで、太陽系外縁の天体がゆすぶられ落下して来て
古生物の絶滅が起きたとする説がありますが・・・。
4. 話題いろいろ (伊賀)
(1) 撮ってみました 2023年5月27日の月
月面「X」「V」「E」「ミッキーマウス」が写っています。
(2) 時の記念日
a 星の時計
トヨタコレクションにありました。
周囲には二十八宿が描かれていて、中央に竹の針を糸で留めて使う。
b 中正暦(昭和28年)
(3) BASICで天文
ルンゲ・クッター法による重力下での物体運動のシミュレーションを行える。
ニュートンの著書に水平に打ち出された物体の運動が予想されている。
その様子をこのシミュレーションで再現、重力源に近づくと計算の時間間隔を更に短くしないと誤差が大きくなります。
(4) 続・潮汐力
OAA名古屋支部と金子功氏との関係をご存知ではないかと尋ねられました。
伊賀さんがお詳しいのではとお聞きしています。
水平振子、固有振動の周期を長くでき、大森式地震計にも使われています
閉会後退出時の様子(貞永さんが撮って下さいました)
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支部長 木村達也
メンバー 吉田孝次、伊賀正夫、長谷部孝男、貞永幸代、
小林 美樹、中谷仁、今枝優、土合加津代
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