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東亜天文学会 名古屋支部 2024年04月13日(土) 例会模様
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参加者:長谷部孝男、今枝優、貞永幸代、木村達也(4名、内会員3名)
日時 2024年04月13日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第一集会室
主な話題:
1. 話題いろいろ (長谷部)
2回目の越夜後の再復活だが前回不調だったマルチバンドカメラは元々そのように設計されていなかった
もののちょっと期待していたが今回も動作していない様子。
米国のNOVA-Cは越夜できず、運用は中止されたようです。
(1) 月面探査機 SLIMについて
2回目の越夜後の再復活だが前回不調だったマルチバンドカメラは元々そのように設計されていなかった
もののちょっと期待していたが今回も動作していない様子。 米国のNOVA-Cは越夜できず、運用は中止されたようです。

(2) P12 Pons-Brooks彗星
3月29日雨上がりで空が澄んだので自作8cm直焦点(fl=340mm)にZWO ASI224MCを取り付け、撮影を試みた。
西の低空を臨める唯一の北側フェンス越しの狭い通路に、15cm用揺動赤道儀をかなり嵩上げして多少
グラグラ状態で設置。
目標付近のハマル(おひつじ座α2等)すら肉眼では見えず、昔製作した度盛り環を使っておよその当たり
をつけると、ファインダー内に捉えることができた。
その後モニタを見ながらスキャンしたら淡いボケ像が入ってきた。
後に計算した写野は約24’×36’、写った数個の星では星図比較も困難。
準備不足ながら取り敢えず「自宅庭で撮ってみました!」


(3) 第22回 もういちど学ぶ天文学 on Zoom 2024年3月30日
M42 オリオン大星雲のでき方について 今年3月の日本天文学会春季年会で発表された自説の紹介。
雲-雲衝突による大質量星の生成機構を踏まえ、数十万年前と百万年前の少なくとも2度の衝突によるという説。
百万年前の衝突で数千個の標準的な星が形成され、同時並行で星形成にまで至らなかったガスの圧縮が促進され、
引き続き起こった衝突によってトラペジウム他の巨大星が10数個誕生したというシナリオの根拠となる
観測事実の解説。
手前からぶつかった雲によりできた星々でガスが輝き始めた所であり、太陽系の我々は超ラッキーとのこと。

(4) 中日新聞の天文関係記事
3月9日〜4月12日の5週間で32件。
スペースワンのカイロス打ち上げ関連8件、古川飛行士帰還関連2件、SLIM関連2件、だいち4号、H3機体公開、
宇宙クリーン大作戦、アイスキューブの解説、スターライナー、若田飛行士JAXA退職、春日井市落合公園で観望会、
浜松ホトニクスのカメラをすばる望遠鏡に、米国が月世界標準時確立目指す、十勝産ナガイモで宇宙食、
若田さんアクシオムスペース移籍、日本人月面へ、宇宙ゴミまで数百km など各1件、北米皆既日食3件、
ヒッグス氏死去2件、他。
(5) 吉田 前支部長から
豊川市ジオスペース館のプラネタリウム公開の初日を無事終えることができました、
〜4月2日メールにて連絡いただきました。
2. 話題いろいろ (今枝)
(1) 最近発見された彗星の軌道要素

(2) ポン-ブルックス彗星(12P/Pons-Brooks)
3. その他
明日(4月14日)、小牧で開かれる天体観望会、2035年9月の関東を横切る皆既日食等
の話題がありました。


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支部長 木村達也
メンバー 吉田孝次、伊賀正夫、長谷部孝男、貞永幸代、
小林 美樹、中谷仁、今枝優、土合加津代
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