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東亜天文学会 名古屋支部 2024年05月11日(土) 例会案内
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参加者:長谷部孝男、今枝優、小林美樹、木村達也(4名、内会員3名)
日時 2024年05月11日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第一和室
主な話題:
1. 話題いろいろ (長谷部)
(1) 春日井市 落合公園での星空観望会 4月14日
4月2日付け中日新聞の近郊版で紹介された星空観望会の様子を見学してきました。
8cm反射を簡易赤道儀(蝶番極軸のフリーストップ式)に乗せ持参したが
主催者側の望遠鏡設置場所には入れないとのことで、後方の芝生に設置した。
筒先を月に合わせ遠慮気味な家族連れにクレータの見え方や
SLIMの着陸地点が欠け際に目立つテオフィルス付近であることを説明したりした。
月とポン・ブルックス彗星を見るという触れ込みだが彗星は見えなかったと思う。
5cm屈折望遠鏡で月の導入に苦戦中の父親に代わり視野に入れたらとても喜んでもらえた。
1時間位して帰り支度を始めた時、梶田氏の挨拶を受けた。
今後も企画したいがその時は協力が欲しいとのことだった。
(2) 竹下征男氏 写真展 5月5日
近所の喫茶店に併設されているギャラリーで種々展示があり時々見学している。
5月2日付け中日新聞 近郊版にて紹介され今回は天体写真とのことであった。
桜や野鳥、山岳・年中行事などを対象に長年写真を撮り続け毎年開催しているとのこと。
今年はたまたま天体写真でどちらかと言えば広角や魚眼での流星やISS・月食など。
観測している訳ではなさそう。
(3) 第160回 福井教室 on Zoom 2024年4月27日
本講座のZoom会議を管理している早川氏の発表論文が2月28日に記者発表されその内容の解説。
宇宙背景放射の精密測定を目的にしたPlanck衛星の赤外線データは全天に亘り高分解能。
その強度分布がチリの柱密度を表しているとみなして分析した。
背景にある恒星や銀河の放つ光の吸収を利用した極く限られた点数しか無かった重元素量が、
全天に亘る広範囲に表すことができた。
中・高速で銀河に落下するガスは重元素が希薄で銀河外が由来ではとの知見が得られている。
(4) 中日新聞の天文関係記事
4月13日〜5月10日の4週間で17件。
ガモフとビッグバン、ポン・ブルックス彗星、梶田教授の江南市での講演、
ロケットまんじゅう、JR北海道の赤い星・青い星、SLIMの3回目・4回目越夜、中国有人宇宙船2件、
アストロスケール、リュウグウの砂から磁場、お座敷プラネタリウム、竹下氏写真展[上記(2)]、
中国無人月面探査機、米有人宇宙船試験延期 など。
(5) マンデルブロ集合について
長谷部がPCプログラムを勉強するきっかけとなった雑誌「NEWTON」の1986年10月号の記事。
少し話題になっていたフラクタル幾何学の一例で紹介されていた。
説明内容が容易に受け入れられず、自分で確かめたいと当時のPCでトライしたが、
今は十数秒で得られる閣下が、当時は1晩かかった経験がある。
2. 最近発見された彗星の軌道要素 (今枝)
3. 皆既日食報告 (小林)
4. 話題いろいろ (木村)
(1) 撮ってきました
春の銀河を中心にいろいろ撮ってきました。 もっと長い焦点距離、コンポする枚数を
増やさないと銀河のディテイルがでないです。 なかなか遠征では苦しい事です。
画像は3856*2180の天体部分を1000*650にトリミングしモザイク後35%にリサイズ
(2) You Tubeから
ユーチューバーの「なごにぃ」さんの投稿動画を紹介しました。 不思議な天体?が写
っています。 木村のよく行く観測地の近くですので気になりました。
https://www.youtube.com/watch?v=cwgesA9ifg0
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支部長 木村達也
メンバー 吉田孝次、伊賀正夫、長谷部孝男、貞永幸代、
小林 美樹、中谷仁、今枝優、土合加津代
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