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東亜天文学会 名古屋支部 2025年01月11日(土) 例会模様
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日時 2025年01月11日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 昭和生涯学習センター 第一集会室
参加者:吉田孝次、長谷部孝男、今枝優、木村達也(4名、内会員4名)
主な話題:
1. 話題いろいろ (今枝)

(1) 最近発見された彗星の軌道要素(前回からの続き)

(2) 地球接近小惑星(near-Earth asteroids)について
(3) COMET C/2024 G3 (ATLAS)の増光
2. 話題いろいろ (長谷部)
(1) 昼間の金星
簡易赤道儀度盛り環の利用法と昼間の金星が肉眼で見えるかの興味でトライした。


1月8日13時20分-40分の20分間で肉眼での確認はできなかった。
やや暗くなった16時30分では容易に肉眼で見ることができた。
昔の照度計では13時ころ600(単位不明)に対し16時半は200だった。
昔、昼間で見た記憶は何時頃だったのかは記録も無く不明。
2月15日の最大光輝(-4.9等)頃に、時間を追って再確認しようと思う。
(2) クリスマス レクチャーズ2024 on Zoom 12月15日

久々の名古屋大学講堂での対面開催であったが他用もありZoomで受講した。
最初に福井康雄名誉教授から「星の手帖」編集長阿部昭氏への追悼
@佐野栄俊 岐阜大准教授「アルマが捉えた超新星残骸の最新像」
ちょうど星ナビ2月号に講演内容に類似の記事が掲載されていた。
A立原研吾 名古屋大学准教授「破壊される銀河 小マゼラン雲」
Gaiaによる観測で恒星の固有運動が大小マゼラン雲までも大規模かつ正確に求められ始めた。
大マゼラン雲では全体の運動を差し引くと自転していることが判った。
小マゼラン雲では両方に離れる方向の運動に見えかつ、集団単位で移動する複数のグループがあるとみなせることが判った。
B福井康雄 名古屋大名誉教授。
近年の成果として「銀河面にふりそそぐ中間速度分子雲」
「星を生み出す分子雲のタイプT・U・V」「宇宙線の起源」など。
(3) 愛媛支部長 竹尾氏からの情報
愛媛新聞に掲載された観望会記事が送られてきましたので紹介します。
(4) 中日新聞の天文関係記事
2024年12月15日〜2025年1月11日の4週間で19件。
ふたご座流星群の写真、カイロス2号打ち上げ・失敗関連7件、アルマによるPDS70の観測、
米月面着陸計画延期、国立天文台見学コース、JAXAの企業・大学支援、京大の月面用居住施設開発、
SLIM転倒の原因、パーカー・ソーラー・プローブ太陽最接近、中日新聞イベント10月宇宙探査、
スペースコンパス計画、災害時人工衛星データの官民連携、アイスペース月着陸船15日打ち上げ。
(5) ネット上の気になった記事
@ 気球実験Sunrise-3/SCIP 太陽面の詳細画像がすごく、計画の詳細を調べた。
A ふたご座流星群の写真、3等星以下の星像サイズが異様に感じるが。
3. 話題いろいろ (吉田)
(1) 東亜天文学会 東京年会

(2) 天文教育のミッションはなにか?

4. 太陽黒点 (木村)
先月からの続きです。 やはり冬期はシーイングが悪いです。

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支部長 木村達也
メンバー 吉田孝次、長谷部孝男、小林 美樹、今枝優
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