名古屋支部 HOMEへ戻る
東亜天文学会 名古屋支部 2025年10月11日(土) 例会案内
--------------------------------------------------------------------
日時 2025年10月11日(土) 14:00〜16:30
場所 名古屋市 西生涯学習センター 第三集会室
参加者:吉田孝次、長谷部孝男、小林美樹、木村達也(4名、内会員3名)
1. 話題いろいろ (長谷部)
(1) 月見幼稚園お月見会
10月3日天気予報が怪しく延期も難しいので、月の模様に関わるパワポでの話を前提に準備した。
以前 望遠鏡に興味を示した人もあったので、一通り終了した後 希望者に説明することにした。
壁に飾られた干しトウモロコシを約30倍で見せたら結構感激され、悪天候時での企画候補となる。



(2) 第31回 もういちど学ぶ天文学 名古屋大学 福井名誉教授 9月27日
今回は宇宙の距離梯子について。
(3) 中秋の名月 10月6日
雲間の月も風情があり、見栄えがしたので写真(右)を撮った。南横にあった土星も写った。

(4) 星座早見盤 育成版
先月の紹介段階では時刻を合せる小窓部が小さく見通せない範囲が多いのを、大きくして改善した。
来年度の地元社会福祉協議会の行事として「再座早見盤作り」を計画することになった。
(5) 中日新聞の天文関係記事
9月13日〜10月10日の4週間で19件。
名月の景勝地、赤黒くなる皆既月食、「あかつき」引退、はや2目標小惑星は小型、加賀谷氏写真、
イプシロンエンジン変更、アルテミス計画月周回来年2月、NASA苦境、赤道直下昼夜均衡、
大西宇宙飛行士アルテミス計画へ意欲、ispace月着陸船公開、月・ISS等に関する読者投稿4件、
皆既月食関連2件、宇宙でのビール醸造、日本版GPS衛星12月打ち上げ
(6) ネット上の気になった記事
@ 惑星を作るガス渦の運動

A コンドリュール生成のきっかけ

B 宇宙誕生直後の銀河は予想以上に粒々 他
2. 彗星の尾

(小林)
3. 話題いろいろ (木村)
(1) 太陽黒点
9月例会分の続きです。気流もだいぶ悪くなってきて、大きな黒点が少なくなってきました。

(2) 2025年9月8日皆既月食考察
@ 20250908皆既月食は暗かった?
20250908月食は暗かったという意見はネット等で多く見られます。どうでしょうか、撮影画像から見てみましょう。
D月食比較1.は20221108皆既月食の部分月食終了後(左)と今回の月食の部分食の開始前の画像です。前回とはカメラも感度
も光学系も違う(季節も違い特に湿度が大違い)ので前回との直接比べるのでなく、E月食比較2.の最大食分のそれぞれの
露光時間の比で見て下さい。20221108はFC65にバリエクステンダー1.6倍で焦点距離約800mm、20250908はε160で直焦点、
感度も計算に入れた単純な口径比では明るさは4.3倍、中央遮蔽と反射率も考慮すると3倍程今回の光学系の方が明るい事
になります。
今回の動画製作では中央部分の2/3を切り出した物になります。

A 皆既は前半の方が暗かった?
皆既中は前半の方が後半より暗かったとする意見がネットにありました。F皆既中比較は皆既開始15分後と皆既終了
15分前の画像です。仰角は開始15分後は約31°終了15分前で約22°になります。いかがでしょうか。

B 地球の影
20221108月食と20250908月食を合成したのがG地球の影です。月までの距離が違うので調整しました。
ただし地球の本影の実直径は近い程大きいので、画面上で同じ大きさにするにはより縮小するため、H月食比較3.のように
今回の月は小さく表現されますので注意して下さい。科学的な意味があるのかはわかりません。

(3) 中秋の名月
メールにて送付済みの9月6日の中秋の名月です。曇が多かったのですが何とか写せました。

4. 話題いろいろ (吉田)
(1) 近年亡くなられた木下正雄さんと渡邉美和さんの思い出 (吉田)
@木下さんとは、古くからのお付合いがありました。たぶん、1973年あたり四ツ橋電気科学館で開催されておりました。
東亜天文学会大阪支部例会とJAC日本天文同好会の例会だったと思います。
私が1979年愛知県に移り住んだのちも、流星会議でご一緒させていただきましたが、私が名古屋支部長になってからも3回例会に
来ていただいたように思います。写真001,002,003は実物の隕石をご持参されてのお話しの様子です。
(以下省略)?
写真001 木下正雄さん200908月名古屋支部例会風景)

写真002 木下正雄さん(200908月名古屋支部例会風景)

写真003 木下正雄さん200908月名古屋支部例会風景)

A渡邉美和(よしかず)さんとは、直接お会いしたのは茜平流星会議(北茨木市)富岡啓行さんがLOCをされたときのことです。
以来長きにわたり意見交換やライバルであったり、協力者であったりと流星会議、東亜天文学会など、同じ場所で共にすることが
多かった仲間でした。
私が68才で起業する際にも、渡邉さんの会社の事務所へ勉強に行かせてもらいました。その際には、沼津の川の流れのや時代と
ともに代えられたこと、城壁のあとなど、ブラタモリ風に聞かせてもらった思い出が残っています。
写真004は名寄大会のときのもの、005はご自身の母校学習院大学で開催された東京大会の書記のものです。(以下省略)
写真004

写真005

(2)その他いろいろ (吉田)
スワン彗星海外の画像紹介、レモン彗星海外の画像紹介、他
5. 例会模様など


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
支部長 木村達也
メンバー 吉田孝次、長谷部孝男、小林 美樹、今枝優
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
OAA名古屋 HOME